週刊金融日記 第5号 塩谷瞬と世界同時金融危機の発生メカニズム、新宿の仮面の女王と鏡の塔、本メルマガ読者が女子アナをゲット、他
// 週刊金融日記
// 2012年5月13日 第5号
// 塩谷瞬と世界同時金融危機の発生メカニズム
// 新宿の仮面の女王と鏡の塔
// 本メルマガ読者が女子アナをゲット
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
読者の皆様から様々な成功体験のお便りが届き、嬉しい限りです。
今週はポカポカの天気だと思ったら、急に豪雨になったり雹が降ってきたりと、空模様も目まぐるしく変わりました。株式市場や為替市場、そして恋愛市場も、春の天気のように目まぐるしく変化します。
週刊金融日記は、刻一刻と変化するマネー/恋愛マーケットの大海原で、読者の方が少しでも上手く航海していくためのナビゲーターでありたい、と思っています。
それでは今週も色々なコンテンツを揃えたので、どうぞお楽しみ下さい。
1.塩谷瞬と世界同時金融危機の発生メカニズム、そして、新しい恋愛工学への展望
今週マスメディアを騒がしたのは「園山真希絵—塩谷瞬—冨永愛」の二重婚約問題だった。フランス大統領選、ギリシャ総選挙、原発再稼働問題、小沢一郎無罪判決など、重要なニュースが目白押しであったのだが、圧倒的にお茶の間を独占したのが、この二股事件である。
金融ビジネスの最先端の情報をお届けする本メルマガでは、塩谷瞬の二股クライシスは些細な問題だとして無視することも可能であろう。しかし、実際に様々な面白い観点を提供しているのも事実である。よって、今回は本メルマガでもこの問題を取り上げることにする。
論点は主にみっつある。芸能界の権力闘争としての一面、法律論、そして恋愛工学からの視点である。恋愛工学の文脈では、まず、世界同時金融危機の発生メカニズムと今回の塩谷瞬問題の類似性を議論したい。そして恋愛工学の重要な分野である分散恋愛とコリレーション・リスクについて論じる。
また、伝統的な恋愛工学の分析手法ではとうてい理解できない現象が起こっており、最後に新しい恋愛工学への展開についても言及する。
芸能系のジャーナリストの観点からいうと、塩谷瞬は昨年にスターダストプロモーションという大手芸能事務所を離席し、塩谷瞬俳優事務所を設立しており、テレビ局としては叩き放題の人物になった、ということであろう。
テレビ局は人気タレントを多数抱えている大手芸能事務所に依存しており、そういった事務所の庇護にあるタレントを叩けない。同じような女性スキャンダルがあっても、力のある事務所に所属していれば有耶無耶にされ、何食わぬ顔をして仕事を続けていられるが、塩谷瞬は独立したために袋叩きになったのである。
芸能事務所は、タレントを発掘して、たまたま売れたタレントのCMやテレビ出演などのギャラをピンハネするのが仕事である。名前が売れた途端に独立されては商売が出来ないのだ。よって、大手芸能事務所とテレビ局は阿吽の呼吸で、芸能村の掟を破った芸能人をテレビに出さないなどの様々な工作をしている。
今回の事件は、週刊誌フライデーによる塩谷瞬とモデルの冨永愛との熱愛報道の後に、塩谷瞬の名前でマスコミ各社に園山真希絵と同時婚約していたとの怪文書が一斉に送りつけられたことで発覚している。なんともいえない芸能村のきな臭さが垣間見える。
ここから先は
¥ 220
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?