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週刊金融日記 第299号 誰も教えてくれなかったWebサービスとアフィリエイトの勝利の方程式、日本も世界も株式市場はロケットスタート、青山の安くて美味しいフレンチバル、暗号通貨で誰かが儲かっている分は誰かが損してるのでしょうか、他

// 週刊金融日記
// 2018年1月11日 第299号
// 誰も教えてくれなかったWebサービスとアフィリエイトの勝利の方程式
// 日本も世界も株式市場はロケットスタート
// 青山の安くて美味しいフレンチバル
// 暗号通貨で誰かが儲かっている分は誰かが損してるのでしょうか
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 すこし遅れましたが、明けましておめでとうございます!
 年末に放送された『ぼく愛』ドラマですが、なんと明日までウェブで見ることができます。見逃した人はぜひ見てください!

●ぼくは愛を証明しようと思う。(TVer)
https://tver.jp/episode/38538014

 さて、年末に駆け込みでふるさと納税した人も多いかと思います。僕もとうとうふるさと納税デビューしました。自治体から次々と寄付の証明証が送られてきています。そして、さっそく活きた最高級の車海老がどっさり届きました。すごい、これはすごすぎる!

『週刊金融日記 第298号 暗号通貨の税金の話といまからできるスゴイ節税で和牛ゲット』

★こんなに立派な車海老がたくさん!

★自治体から寄付受領証明書が次々と届きます。

 今週も面白い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

―暗号通貨で誰かが儲かっている分は誰かが損してるのでしょうか
―仮想通貨市場はどれくらいまで拡大しますか
―リップルは国際送金の標準になり数万円まで上がるのでしょうか
―ネタで買った仮想通貨で億り人になってしまったのですがガチホ継続するべきですか
―仮想通貨法人口座のデメリットについて
―おかげさまでビットコイン現物ロングvsFXショートで儲けました
―既存女子を恋愛工学の使い手に盗られました
―アメリカは北朝鮮に先制攻撃を仕掛けますか
―アメリカの1兆5000億ドルの大幅な減税で世界経済にどんな影響が
―教授を直接口説き落としアメリカの大学院に合格しました
―母の老後のための資産運用としてNISA積立を考えています
―個人型確定拠出年金についてご教示ください
―お勧めのふるさと納税先
―物書きの職業病について
―ザオラルLINEで蘇生確率をあげる方法について考えてみました
―「セックスしたい!」と明確に言うのですか

 それでは今週もよろしくお願いします!

1.誰も教えてくれなかったWebサービスとアフィリエイトの勝利の方程式

 Twitterやブログに必死こいてアフィリエイト・リンクを貼っている人は見苦しい、とネット世間では思われている。また、実際のところアフィリエイトで儲けることは簡単ではない。ほとんどの人は月に1万円も稼げないのではないだろうか。しかし、すでにバックナンバーに書いたように、僕自身はサラリーマン時代にブログのアフィリエイト収入で生活できるほどになったことが、その後、サラリーマンを辞めて、主にネットで活動する作家や投資家としてのキャリアを歩みはじめるひとつの重要な転機であったように思える。たかがアフィリエイト、されどアフィリエイトである。

『週刊金融日記 第164号 ネットでコンテンツを売る方法 その1』
『週刊金融日記 第199号 ネットでコンテンツを売る方法 その2』
『週刊金融日記 第247号 ネットでコンテンツを売る方法 その3』

 ブロガーなどのアフィリエイトで稼ぐ側から見ると、大きく分けて3つのビジネスモデルがあるようだ。ひとつ目は僕がやっていたものだ。自分が読んで面白かった本や使っていて良かったものを紹介する際にAmazonなどのアフィリエイト付きのリンクを使う方法だ。コンテンツが主、アフィリエイトはついでのサイドビジネス的なものである。一方で、消費者金融や代替医療系などの高額アフィリエイト商材で稼ぐためにサイトを作っていくビジネスもある。この場合は、SEOなどが重要になってくる。コンテンツはあくまでSEOのためにある。アフィリエイトが主だ。そして、3つ目は高額な情報商材など法的にはグレーな分野で高額なアフィリエイト報酬を得る方法だ。これはアフィリエイトというより、(エステ、英会話、高級布団などの)詐欺商材を業者が作って、その売り子がそれを嵌め込みにいくという伝統的なビジネスなのだが、ネットになってリーチできるカモの数が増え、さらに商材の原価がほぼゼロのために莫大な利益をあげる業者も現れた。

●Google社を蹂躙した村田マリの天然ニューラルネットワーククラスタ
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52099658.html

 さて、今回書きたいことは、アフィリエイターの視点からどう儲けるか、という話ではない。アフィリエイトを提供する企業がどのようにプログラムを設計するべきか、という話だ。ちょっとした工夫で、膨大なブロガーたちが勝手に自社のセールス部隊になり、さらに報酬は完全歩合制なので、ネット企業がこれをうまく使わない手はない。しかし、うまく使えている企業は極めて限られているのだ。
 おそらく僕がやっているようなアフィリエイトの使い方が大多数で、その提供者の代表であるAmazonでは何でも売っているので、市場規模でも圧倒的に大きいと思われる。本稿は、僕のようなアフィリエイトの使い方を前提としている。

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