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週刊金融日記 第208号 公立小中高で子供の教育費をカットしながら学歴社会で勝ち組に回る方法、予想通りに期末通過後に暴落、鉢山町の高級焼肉&韓国料理、なぜ美人な女性は少ないのか、他

// 週刊金融日記
// 2016年4月6日 第208号
// 公立小中高で子供の教育費をカットしながら学歴社会で勝ち組に回る方法
// 予想通りに期末通過後に暴落
// 鉢山町の高級焼肉&韓国料理
// なぜ美人な女性は少ないのか
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 東京は桜が満開ですね。花粉の飛散量も心なしか少なくなってきたようです。入社式を迎えた読者や、異動で新しい職場になった読者の方も多いと思います。4月は新しい出会いがたくさんありますね。僕たちの恋愛工学がすこしでも役立ってもらえれば、大変嬉しいです。

 さて、現役女子大生漫画家の山科ティナさんのLINEアプリ専用マンガが、ウェブでも公開されました。恋愛工学の部分について、当研究所が監修しました。

●漫画「LINEモテトークはsariに聞け」
http://news.livedoor.com/article/detail/11296937/

 ところで、ブルームバーグのウェブサイトがリニューアルされたのですが、昔の記事へのリンクが全部切れてしまいました。ブルームバーグは専用端末のアクセスを月20万円ほどで金融機関のセールスやトレーダーに売っている会社で、無料ウェブなんかはどうでもいいのかもしれませんが、どうしてこのようなアホな改変をやらかすのでしょうかね。検索エンジン経由なんかのアクセス数がガラッと落ちると思うのですが……。

 今週の読者投稿コーナーの主なトピックは以下のとおりです。

―なぜ美人な女性は少ないのでしょうか
―彼女2人目のご報告&浮気がバレないための対策について
―恋愛工学を履修して間もないですが目前に迫った対S級戦へのアドバイスをお願いします

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.公立小中高で子供の教育費をカットしながら学歴社会で勝ち組に回る方法

 前回の第207号では、私立小学校への進学はアホだと書いた。費用対効果の面からではない。中学受験の場合は、たとえ、偏差値を数ポイント引き上げるために1000万円近くかかったとしても、それが経済合理的な場合もありえる。あと一歩で届かない大学に合格し、その後にワンランク上の会社に就職することができたならば、税引き後の生涯賃金で1000万円を回収することは、この低金利の経済環境では十分に可能だからだ(この辺の、定量的な分析はさらに進める必要があるが……)。
 しかし、私立小学校は、高校3年次での偏差値、大学卒業時での就職、それゆえに生涯賃金へのポジティブな影響に対するエビデンスはまったくなく、経済合理的ではない。費用対効果もヘチマもないのだ。だから、オススメしないのだが、僕は私立小学校へのお受験に熱心な家庭のモチベーションも十分に理解している。

【なぜ人はお受験をするのか】

 よく考えて欲しい。世の中には、50万円のバッグを喜んで買ったり、100万円や200万円もする毎日時間が狂う腕時計を買うようなバカな人たちがたくさんいるのだ。それに比べたら、鼻水を垂らしながら口を開けばウンコ!ウンコ!!と叫んでいる糞ガキをママ友連中から羨望の眼差しを向けられるブランド小学生に変え、さらに貧乏人の親子と付き合わなくてもよくなるということに対して、1000万円ぐらい払うのは十分にお釣りがくるのではないだろうか? というよりも、高級バッグ、高級腕時計、高級車に比べて、ある種の人々にとって、これは圧倒的にコスパがいいと言わざるをえない。
 だから、今後も名門小学校の人気が衰えることはなく、お受験産業は安泰なのである。

【キラキラ女子は夫の金を使い切ることに異常に執着する】

 元売れないモデル、元売れない芸能人、元売れない女子アナ、あるいは大量に生産されるミス〇〇など、自分の頭は悪いが、金持ちの旦那を捕まえることに命をかけてきた女性たちは、結婚して子供ができると、異常なほど金のかかる教育に執着するようになる。本当に、異常なほど……。
 彼女たちの生活はすべて夫の経済力に依存しているので、夫を失うことを極端に恐れている。そして、本能的に、夫を失う理由は、かつての自分と同じような他の若い女に夫を盗まれることだと思い込んでいる。さて、自分の夫がなぜモテるのか? それは、金があるからだ。それを無くしてやれば、夫も浮気をできなくなるし、ましてや外で別の家庭を作ってくることなどできないだろう、と思えてくる。どうやって無くすか? 簡単なことだ。自分で使ってしまえばいいのだ。そして、ここに我が子への愛情も加わり、それはやがて幼少期からの過剰な教育熱につながっていく。
 東京の高級住宅地には、こういう金持ちの専業主婦を狙う悪徳業者が軒を連ねている。一度でもこのカルト宗教にハマると、破滅するまで携帯ゲームのガチャに金をつぎ込むジャンキーのようになり、次々と高価なお稽古事がはじまる。しかし、お稽古事で使える金はたかだか月に20万円程度で、これでは夫の財力はビクリともしない。よって、浮気防止には効果がない。お稽古事が、ピアノやサッカーの専属コーチ、お受験のための専属家庭教師などへ、どんどんエスカレートしてくことになる。高価な専用教材も買い揃えられる。
 こうなっては、子供は遊びながら、いろいろと自分で試行錯誤して、こうやったら失敗する、こうやったら上手くいく、というようなことを学ぶ時間もなくなり、どんどんバカになっていく。このカルト宗教の被害者は子供であるのだが、とにかく夫の浮気を防ぐために夫のお金を使い切って安心したいという妻の強烈な生存欲求をターボチャージして、どんどん加速していくのだ。
 僕は投資銀行時代に、こんな夫婦をさんざん見てきた。

【多くの派手な女性の教育観は狂っている。原因は不明】

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