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週刊金融日記 第64号 週刊金融日記の恋愛市場へのマーケット・インパクト、FRB量的緩和の縮小観測が後退、恵比寿の安くて美味しい和食、顔面ハイスペック女子に対するマインドセット、他

// 週刊金融日記
// 2013年7月1日 第64号
// 週刊金融日記の恋愛市場へのマーケット・インパクト
// FRB量的緩和の縮小観測が後退
// 恵比寿の安くて美味しい和食
// 顔面ハイスペック女子に対するマインドセット
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 さて、今週はいつになく読者の相談が多く、かなりのボリュームになってしまいました。いつものように最後の人生相談コーナーで恋愛工学が活発に議論されており、レストラン・プライシング問題、あげまんの恋愛工学上の定義、顔面ハイスペック女子の攻略法など、重要なトピックが満載なので、ぜひとも目を通しましょう。
 また、日本の金融業界に激震が走るような、かなり面白い対談記事がようやくまとまって、明日ぐらいにブログで発表するので、こちらも楽しみにしていて下さい。

1.週刊金融日記の恋愛市場へのマーケット・インパクト

 最近、読者から、週刊金融日記の購読者数が増え続けることに対して、様々な心配の声が上がっています。金融市場でも、有効なトレーディング戦略が、多くの参加者に広まってしまうと、そのエッジが瞬く間になくなってしまいます。恋愛市場も同様で、多くの参加者が恋愛工学を知ってしまうと、その有効性も失われてしまうかもしれません。
 恋愛市場というのは、ある意味でゼロサムゲームなので、我々、週刊金融日記の男性読者がたくさんセックスできている、ということは、週刊金融日記を購読していない他の男性たちが本来享受するはずだったセックスを奪い取っているに過ぎません。女性読者がいい男を捕まえたとしたら、それは他の女性たちが捕まえるはずだった男を先に掻っさらった、ということに他ならないのです。

 思考実験ですが、恋愛市場の参加者の全員が恋愛工学を知っているとすると、もはや恋愛工学の知識による、競争上の優位性はなくなってしまうはずです(こうした恋愛市場では、恋愛工学を知っていても勝てませんが、知らないと確実に負けることになるので、じつは恋愛工学自体は依然として必須になります)。
 そこで、多くの読者、特に男性読者が、新たな購読者が入ってこれないように制限して欲しい、との要望が多数届いているのです。今週も、購読料を引き上げてくれ、というメールを何通か頂きました。

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