週刊金融日記 第564号 大川隆法ファミリーから学ぶ子供の教育において大切なたったひとつのこと、米国債全ての年限で4%超え、品川駅でオシャレ焼鳥を見つけました、夢や憧れの価値の公式、他
// 週刊金融日記
// 2023年3月9日 第564号
// 大川隆法ファミリーから学ぶ子供の教育において大切なたったひとつのこと
// 米国債全ての年限で4%超え
// 品川駅でオシャレ焼鳥を見つけました
// 夢や憧れの価値の公式
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
また、花粉症で寝込んでおりました。早く花粉のないところに行きたいのですが、日本で事務手続き等の諸用が終わっておらず、動けないんですよね。こんなことなら、もっと早くそういうことを片付けておけばよかったんですが、受験生といっしょで、そんなに高2ぐらいから必死で勉強できたら誰も苦労しないわけです。何事も早く動くのは難しい。だから、用意周到に早く動ける人が勝つんでしょうね。とほほ。
●季節外れの暖かさでスギ花粉が大量飛散 連日「非常に多い」 花粉ピークはいつまで?
https://tenki.jp/forecaster/gureweather/2023/03/08/22194.html
香港帰港とは別件で航空券をExpediaで買おうとしていたら、どうも海外LCCとクレジットカードの相性が悪く、何度やっても通らず大変な目に遭いました(結局いろいろあって他の航空会社にして買えたのですが)。でも、こういう不便なセキュリティのブロックが適宜入るから、先日の僕みたいに、Twitterのパスワードが漏洩してしまっても、助かったりするんですよね。
『週刊金融日記 第563号 Twitterアカウントが乗っ取られる危機一髪でした』
★たまにクレジットカードの決済が通らず、大変な目に遭いますよね。でも、こういう不便さがあるから、不正使用が防げてもいるんでしょう。海外にいるときに、クレジットカードがセキュリティ上の理由で止まると、かなり大変なことになります。
★話は変わりますが、物価、航空券の値段、時差、等々を考えると、ヨーロッパとか行くのは大変です。東南アジアのビーチリゾートは何だかんだとまだまだ滞在費用は安くて、快適極まりないですし。やっぱり、アジア内、EU内、アメリカ内という感じで人の移動は起きるんだな、と思います。
拙著にも書きましたが、日本の(学力上位層の)教育は、良くも悪くも、高校対抗でトップ大学合格を競い合う「大学受験甲子園」になっています。まあ、しょうもないと言えばしょうもないんですが、これのおかげで競争原理が働いて、高校までの教育はピリッとしていて、上手く回っています。明日はいよいよ東大などの難関国立大学の合格発表です。
さて、芸能人の受験企画ということで、ゆうこりんこと小倉優子さんが早稲田大学の一般受験合格を目指してがんばっていましたが、早稲田にはぜんぜん届かず、白百合女子大学に合格したそうです。日本の入試って、どれだけ金持ちでも、有名でも、まったく差別されず、点数だけで決まってしまう、というのはある意味で大変に不都合なものなのかもしれません。
★ゆうこりんこと小倉優子さんがちゃんとした受験アドバイザーが付いて、英語と日本史がんばって早稲田の受かりやすそうな学部に合格するぞ!という試みだったのですが、大変に厳しかったようです。
例年、東大と京大の合格発表が一番遅く、他の国立大学ではすでに合格発表が行われているところもあるのですが、今年は大阪大学外国語学部のインドネシア語専攻に(受験学力不足で)応募した人はとてもラッキーだったようです。国立大学は、前述のように厳格に受験生を点数で並べて、定員までを合格とするのですが、インドネシア語専攻はたまたま応募者数=定員だったようです。
★大阪外国語大学は2010年に旧帝国大学の大阪大学外国語学部として統合されたのですが、何とインドネシア語専攻の応募がたまたま募集定員と同じで、全員合格となったようです。旧帝大でこれはとてもラッキーですね。こうして本来は阪大に入れなかったはずの偏差値の子供が、九死に一生を得た、ということで何かに覚醒して、急に真面目に勉学に励むようになり、将来的にはグローバル企業のインドネシア拠点の社長にまで上り詰める、というサクセスストーリーもありえるわけです。人生は何が起こるかわかりません。
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泣く子も黙るジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏が、所属タレントの少年たちと性的関係を持っていたことは、日本でもたびたびテレビ局とは関係ない週刊誌が報じたり、裁判なんかもあって(そうした行為があったことは認めれらた)、公然の秘密となっておりましたが、このたび、イギリスのBBCが大々的に報じました。
最近の世界標準の倫理基準から言えば、未成年に対して、それも所属事務所の絶対的なボスとタレントという権力関係がある中でのこうした性行為は、もう完全にアウトで、丸ごとキャンセルされ、刑事事件に発展するものですが、日本では黙認され続けました。
●加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「捕食者」
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64832492
●Japan's J-pop predator - exposed for abuse but still revered
https://www.bbc.com/news/world-asia-64837855
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
- 為替リスクを考慮しても米国債で4%以上の利回りは魅力的では
- 国の借金がいくらになれば政府は焦りますか
- 所長はなぜシンガポールやドバイではなく香港を選んだのですか
- 日系大企業でレイオフの対象になったらどうすればいいですか
- 高収入男子が結婚する意味とは
- 夢や憧れの価値の公式と恋愛工学の女の価値の公式に改めて感銘を受けました
- アラフィフですが共通の趣味を持つ20代女性と微妙な関係になっています
それでは今週もよろしくお願いします。
1.大川隆法ファミリーから学ぶ子供の教育において大切なたったひとつのこと
幸福の科学の創始者である大川隆法氏が突然亡くなりました。前妻との間に5人の子供がいたのですが、莫大な遺産がどうなるのかとか、いまの奥さんとの関係はどうなんだとか、いろいろ騒がれていて、その辺はもちろん週刊誌なんかがこれからバンバン書くんでしょうけど、大川ファミリーは子供の教育という点で、大変に興味深いケースです。
共に東大卒の夫婦から生まれた子供たちは、偏差値重視の英才教育を受けることになりました。これは特異なケースと思われているようですが、ぜんぜんそんなことはなく、むしろTwitterなんかでちょっとフォロワー数が多いプチ高学歴エリートのビジネスパーソンなんかの家庭で同じようなことが行われていて、かなり典型的な日本のホワイトカラー層の子供の教育である、というのが僕の率直な感想です。だからこそ、大いに学ぶ点がたくさんあるのです。
●「幸福の科学」大川隆法総裁が逝去、後継有力候補は29歳年下の妻 華々しい学歴の子供たちは
https://www.news-postseven.com/archives/20230302_1846298.html
●【相関図】大川隆法の子ども5人と嫁の家族構成をくわしく解説|幸福の科学
https://afumi-stage.jp/kouhukunokagaku_family/
まず家系図のおさらいをしましょう。大川隆法(東大法学部卒)と前妻である木村恭子(東大教育学部卒)との間には5人の子供がいます。約10年前に離婚し、新しい奥さんは大川紫央(早稲田大学法学部卒)です。こちらには子供はいません。
大川宏洋 (長男) 青山学院大学法学部卒
大川咲也加(長女) お茶の水女子大学文教育学部卒
大川真輝 (次男) 早稲田大学文化構想学部卒
大川裕太 (三男) 東京大学法学部卒
大川亜里沙(次女) ハッピーサイエンスユニバーシティ卒
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