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週刊金融日記 第184号 父系制社会と母系制社会、郵政上場目前の官製相場、麻布十番の赤身焼肉、出産グダ崩しルーティーン、他

// 週刊金融日記
// 2015年10月20日 第184号
// 父系制社会と母系制社会
// 郵政上場目前の官製相場
// 麻布十番の赤身焼肉
// 出産グダ崩しルーティーン
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 いま経理業務をクラウド化して、クレジットカードやAmazonの利用履歴からデータを自動フィードすることにより、大幅に効率化するためのプロジェクトを行っております。副業をやっているサラリーマンやフリーランス、自営業の読者の方に有益な情報だと思うので、近々、このメルマガなどで、効率的な経理ルーティーンを発表したいと思います。日常業務を徹底的に効率化して生産性を最大限に高めるのは、何も恋愛に限った話ではなく、ビジネスでもとても重要ですよね。
 LINE株式会社の執行役員を務めている田端氏との対談連載が更新されました。第3話は、人間がテキストから情報をどう読み取っているかという、ちょっと深い話です。

●第2話 恋愛工学=営業工学!?
http://diamond.jp/articles/-/79215

●第3話 人間の脳の構造上、テキストメディアは廃れない
http://diamond.jp/articles/-/79216

 ところで、文字(テキスト)というのは、紀元前4000年頃に、メソポタミアでシュメール人によって発明されたと言われています。シュメール人たちは、文字だけでなく、太陽暦、七曜制、60新法、暦も発明し、金属も使いこなしていたそうです。そして、この古代文明が栄えたメソポタミアの地は、いまはイスラム国のテロリストに占拠され、遺跡が破壊されつくされているというのは、何とも考えさせられるものがありますね。人間とテキストの関わりは、このようにとても古く、数千年の歳月があれば、テキスト情報を処理する脳機能が、DNAレベルで発達してきた可能性はありますね。

●謎多きシュメール人!メソポタミア文明の起源
http://matome.naver.jp/odai/2133443625964048301

 日本でも平安時代には和歌を使って男性は女性を魅了し、恋をしていました。そして、現代では、和歌ではなく、恋愛工学を学ぶ男性たちが、気の利いた140文字以内の文章を書いたり、トリケラスクリプトなどを使って、TwitterやLINEで女性に求愛しているわけです。いとおかし。

 今週の読者投稿コーナーの見所は以下の通りです。

―出産グダ崩しルーティーン
―恋愛工学がもたらした希望の光
―女性が恋愛工学を人生に活かす方法について

 最近は、周りで風邪が流行っています。秋風が冷えてきましたが、みなさんお体に気をつけて、ぜひ秋の味覚を楽しんでください。筋トレも忘れずに!
 それでは今週もよろしくお願いします。

1.父系制社会と母系制社会

 世間で当たり前だと思われていることは、じつは当たり前でないことが多い。結婚制度はそのひとつだ。僕は、あと数年もすれば、日本でも事実婚がごくふつうのことになると思っている。理由は簡単で、いまの婚姻制度は不合理な点が多く、それが少子化の一因になっているからだ。そして、実際に、欧米先進国では事実婚が当たり前になっている。北欧やフランスなどでは、すでに生まれてくる子供の約6割が婚外子であり、他の欧米先進国でも5割程度だ。日本と韓国だけが、いまだに婚外子比率が2%程度となっている。

●各国の婚外子比率
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51913164.html

 経済的、文化的なグローバリゼーションの流れが今後も加速していくことは確実だ。日本は文化的には、欧米で起こったことを遅れて追いかける傾向があり、数年以内には、事実婚が当たり前になっている可能性が高い。それは、できちゃった結婚が、いつの間にかふつうのことになり、あっという間に主流になったのと同様である。信じられないことかもしれないが、ほんの20年ぐらい前まで、できちゃった結婚は恥ずかしいこととされ、タブー視する意見さえあったのだ。いまは、子供ができないのに結婚するカップルのほうが、どうして?と聞かれるぐらいである。

●20代前半までの結婚は「できちゃった婚」が主流
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h17/01_honpen/html/hm01ho10002.html
(注:これは15年前の統計である。でき婚は、15年前、すでに20代前半では多数派になっていたので、いまでは30代後半まで多数派である)

 影響力のある芸能人やスポーツ選手などのできちゃった結婚がいくつか報道されると、それがあっという間に庶民に広がっていくのだ。そして、最近では、未婚の母や事実婚を選択する有名人も、ポツポツと聞くようになった。フィギュアスケートの安藤美姫さんが結婚せずに出産したことが話題となり、米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手も、レスリングの元世界王者の山本聖子さんと子供を作ったが、おそらくこのまま事実婚にするだろう。このように庶民が憧れる有名人が、婚姻届を出さないようになると、事実婚が社会でふつうのことになっていく。そして、後から法律が追いついてくることになる。
 僕も現代日本の結婚制度の問題点を詳細に解説する本を書いている。結婚というのは、単に家族を作るためのひとつの便利な法的ツールであり、利用したい人はすればいいし、したくなかったら他の方法(主に事実婚)を選択すればいいというだけのことを、多くの人に知ってもらいたいと思ったからだ。結婚しなくても家族は作れるし、不倫でも問題なく家族は作れるのである。結婚も、もちろん素晴らしいが、それ以外の選択肢もたくさんあるのが豊かな社会というものだろう。

●結婚と離婚の経済学
http://www.fsight.jp/category/k-fujisawa

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藤沢数希

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藤沢数希。金融日記管理人。恋愛工学メルマガ発行。理論物理学研究者、外資系金融機関を経て、作家。著書:『なぜ投資のプロはサルに負けるのか』『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』『反原発の不都合な真実』『外資系金融の終わり』

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