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週刊金融日記 第469号 なぜ紀州のドンファンは殺されなければいけなかったのか、仮想通貨市場は草コイン祭りでビットコインドミナンス急落中、レストラン紹介コーナーは自粛中、続・コロナ禍ノーガード派からの反論、他

// 週刊金融日記
// 2021年5月4日 第469号
// なぜ紀州のドンファンは殺されなければいけなかったのか
// 仮想通貨市場は草コイン祭りでビットコインドミナンス急落中
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// 続・コロナ禍ノーガード派からの反論
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 日本は緊急事態宣言で、空港検疫もいろいろとめんどくさくなっているようで、日本に帰れる目処が立ちません。香港は最近は市中感染がゼロの日がぽつぽつ出てきて、ビーチなどは賑わっています。

★コロナ禍で日本にも帰れませんし、もちろん海外旅行もいけませんが、狭い香港でぼちぼちやっています。

★マカオぐらい行きたいんですけど、マカオ政府は厳格に封じ込め政策を採用しているので、香港が最低でも14日間連続で感染者ゼロを達成しないと、香港からは隔離なしで入境させない、と言っています。いまだに中国以外の外国人は隔離にかかわらず、マカオには入境できません。

 世界の富豪であるマイクロソフト創業者ビル・ゲイツさんの夫婦が離婚するというニュースがこの原稿を書き終わったころに飛び込んできました。以前、アマゾンのジェフ・ベゾスさんの離婚騒動も解説しましたが、今回もお互いを尊重し合いながら、円満離婚になるといいですね。

★ビル・ゲイツさんのところも離婚するようです。

週刊金融日記 第355号 世界一の金持ちのベゾスさんから学ぶ危機管理、Amazonジェフ・ベゾス下半身写真流出か、他

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- ビットコインの最終的な立ち位置はどうなるか
- 「無理をしない」ことと「自分に甘える」ことの違い
- 続・コロナ禍ノーガード派からの反論
- 人間関係もどんどん断捨離していくべきです
- 東京以外なら車はあったほうがいい

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.なぜ紀州のドンファンは殺されなければいけなかったのか

 3年前、紀州のドンファンこと野崎幸助さんが致死量を超える覚醒剤を投与され不審死した事件で、急展開がありました。55歳年下の元妻が容疑者として逮捕されました。

『美女4000人に30億円を貢いだ男』野崎幸助 https://amzn.to/2xJvtAO

 先週号の冒頭でも少し書きましたが、野崎さんはメルマガで取り上げたことがあります。というのも、彼の本は意外と面白かったからです。成金の爺さんが金で女を買っただけの話かと思っていたら、そうではありませんでした。無罪推定の原則がありますから、AV出演歴がありデートクラブで売春もしており、ホストクラブにも通っていた55歳年下の元妻である須藤早貴容疑者を犯人と決めつけるのは、現段階では時期尚早です。大衆の感情に阿り、大した証拠もない中で犯人を決めつけるというのは、先進国の司法としては、断じてあってはならないことです。

★タイトルからキワモノだと想像していたが、野崎さんの本は意外と大変に面白かった。

●美女4000人抱いた「紀州のドンファン」が55歳下モデルと結婚!2018年2月20日
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54512

●『週刊金融日記 第320号 紀州のドンファンにレクイエム』2018年6月5日
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52134310.html

●「紀州のドン・ファン」捜査の焦点は新妻Sさんとの「性生活」 スクープ第3弾 独占告白 新妻Sさん「夜の供述調書」2018年6月15日
https://friday.kodansha.co.jp/article/9964

●紀州のドンファン事件 逮捕の元妻追いこむ警察の「驚愕シナリオ」2021年5月3日
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d4c037e91b37b1ad18da1bc3b3004a9b86b07a1

 しかし、百歩譲って、仮に、本当に仮の話として、この元妻が犯人だったとして、動機はどのようなものになるのか、ということを今週号で解説したいと思います。メルマガ読者にはおなじみの結婚と離婚の法律から読み解くことができます。

『損する結婚 儲かる離婚』 https://amzn.to/2ISJuAp

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