宇宙飛行士は、船外活動前に宇宙服の油圧システムの分離を行った

宇宙飛行士は、船外活動前に宇宙服の油圧システムの分離を行った

タス
2024年4月22日07:04

2024年最初の船外活動は4月25と26日に予定されている


モスクワ 4月22日 /タス/
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士が、船外活動に備えて宇宙服の油圧システムを分離し、余分なガスを取り除いたと、ロスコスモス宇宙飛行士部隊こ司令官でありタス通信特派員のオレグ・コノネンコ氏が伝えた。

「船外活動では、宇宙飛行士による大量のエネルギー消費と熱放出が伴います。宇宙服内の人体からの熱の除去は、スーツに縫い込まれた特殊なチューブ内を水が継続的に循環する水冷回路を備えた熱調整システムによって行われます。<...>結果として形成された気泡を除去するために、システム内の液体から気泡を分離して除去する分離操作が行われます」とコノネンコ氏は述べた。

彼によると、宇宙服の油圧システムと船内システムから余分なガスを除去するために、水冷スーツが各宇宙服に接続されているという。水冷スーツは各宇宙服に接続され、さらに水冷スーツは船内システムに接続され、閉回路が形成される。

「次に、宇宙服のポンプのスイッチを入れることによって、一般回路内に水の循環を作り出し、セパレーターに溜まった空気を特別なビニール袋に排出されます。必要であれば、オーラン-MKS宇宙服のために特別に設計された銀イオンを豊富に含む蒸留水をシステムに補給します」とタス通信特派員は指摘した。

ロスコスモスが4月10日に報じたように、コノネンコとニコライ・チュバの2024年最初の船外活動は、4月25日から26日に予定されている。



原文記事
Космонавты провели сепарацию гидросистем скафандров перед выходом в открытый космос


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