太陽を研究するためにFEFUで作られた衛星が「ボストーチヌイ」から宇宙に飛び立つ

太陽を研究するためにFEFUで作られた衛星が「ボストーチヌイ」から宇宙に飛び立つ


タス 2024年4月12日16:09

これにより、地球近傍空間の放射線状況を変化させるさまざまな太陽地球物理現象を記録することが可能になる


Ⓒ セルゲイ・サヴォスティヤノフ/タス

ウラジオストク4月12日/タス/
極東連邦大学(FEFU)の学生が太陽放射を研究する宇宙衛星を開発し、今年第4四半期に地球周回軌道に打ち上げられる予定だ。極東連邦大学報道部によってタス通信に伝えられた。

「極東連邦大学の学生が、オービタル・システムズ社および国営企業ロスコスモスと共同で、太陽放射を測定する宇宙衛星を開発した。小型衛星《ウラジオストク1号》は、早ければ2024年第4四半期にボストーチヌイ宇宙基地で打ち上げられる予定だ。この衛星は、極東連邦大学を基にして設立された国営企業ロスコスモスのコンピテンスセンターで開発された。この衛星の開発には、30名以上の学生が貢献した。」と報道陣に伝えられた。

極東連邦大学数学・コンピューター技術研究所の学生であるダリア・オクロメンコとポリテクニック技術研究所の学生であるダリア・クドリャショワが開発を主導した。このプロジェクトを率いたのは、極東連邦大学ロシア工学センターの専門家であるウラディスラフ・ホリヤシコである。

《ウラジオストク1号》は、最も人気のある現代の衛星形式のひとつであるキューブサット形式で設計された小型衛星である。このような衛星は、ユニットと呼ばれる10×10×10cmの立方体で構成されている。極東連邦大学の学生が作成した衛星は、このような8つの立方体で構成されている。このような設計は経済的なので、世界中の小型衛星の製作者の間で非常に人気がある。軌道に乗ると、極東連邦大学キャンパス内の研究所に分析用のデータが送られる。

原文記事
Созданный в ДВФУ спутник для изучения солнца отправится в космос с "Восточного" - Наука - ТАСС

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