ビルメン・設備管理の仕事2

このNOTEの使い方をまだよく理解していない。

同じタイトルで、連載の記事を書こうと思っていたけど、よく分からないので同じ様なタイトルにした。

しかし、前回のタイトルも「危険が危ない」の様なタイトルで、自分でも何を考えていたのか馬鹿げたタイトルを付けてしまった。

あれから、かなり日を置いたが、勤めた先は先月の25日で辞めた。

膝を悪化させたのと、かなり特殊な職場だったので、かなり手こずった。

設備管理の仕事は、現場との相性が全てだと思う。

ビルメン業界も人材不足なのは、他と変わらない。

人材が足りているのなら、ハローワークにあれほど求人募集がないだろう。

良い職場なら、欠員が出次第すぐに補充は決まるわけで、私が派遣元からあれ程歓待されたのは、中々補充が決まらず困っていたからだった。

私が勤務したのは、地方自治体の施設で市から管理を委託された指定管理者の団体からの下請けであった。

本来、指定管理者なのだから、団体の職員が直接設備管理に当たるべきなのに、役人の天下り組織の為、直接管理のノウハウがない。

だから、ビルメン会社に委託して、実際の管理はその会社にやって貰うというパターンだった。

市の中心地の大型施設でかなりの予算をかけた建物で、建設工事は地元の建設会社ではやりきれないので、中央の大手建設会社が代表で請け負い、下請けに地元建設会社を使うというパターンだった。

又、予算規模が大き過ぎて、地元企業では請け負いきれないし、一社だけで請け負うというのでは、他の会社が黙っていない。

であれば、共同企業体方式で行い、それを中央の大手が纏めるパターンだと思われる。

そのパターンはビルメン会社にも受け継がれ、数社から派遣されたビルメンが共同で管理に当たるパターンだった。

で時間の経過とともに、設備管理の方は数社からの派遣社員が受け持ち、それ以外の警備や清掃は一社が受け持つというパターンだった。

設備管理の方のメンバーは、建設初期からのメンバーが多く、建物の方も10年以上経過しているので、老朽化が見た目以上に激しい。

単なる公共施設であれば良かったものを、商業棟を建て、そのテナント料で運営するという、箱物行政の典型的な建物で、取らぬ狸の皮算用で、経営に見事に失敗している。

要は赤字垂れ流しの施設で、メンテナンスの予算も下げられる一方なので、あちらこちらにボロがで始めていた。

この建物の建設予算の中抜きの多さを示す証拠がいたるところにあった。

空調システム一つとっても、整合性がなく、チグハグな組み合わせが目立ち、設備員の新人としては勉強になる部分が殆どなかった。

ここまで書いて、少し疲れたので、続きはまた近い内に書きたいと思う。

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