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介護支援専門員実務研修の話

 介護支援専門員の試験に合格すると、実務研修というものを受けて、受講を終了すると介護支援専門員の資格を取得できます。

 試験は、実務研修を受けるための試験なんですね。

 私も、15年ほど前に実務研修を受けました。

 そのときに、この人大丈夫かと思い、こんな人にはなりたくない!と思うほど、強烈な受講生と出会いました。

 研修のなかで、実際のご利用者の事例を出して、ケアプランを作成する練習をするのですが、この時に同じグループにいらっしゃった受講生でした。

 私が事例を発表したところ、「こんな事例の人おるはずないわ!こんな人は施設でしか見れるわけないやん!在宅介護なんて出来へんわ。」と、鼻で笑われました。。

 「???」いますけど。

 そもそも、実際に自分が関わっている方や家族を事例とすることになっていました。

 自分の知らないこと、経験したことのないことは、この世に存在しないとでも……。

 そして、介護支援専門員は、ケアプランを立案するときは、ご利用者とご家族の意向を大切にして、ご利用者やご家族の思いを実現するための、お手伝いをするものではないでしょうか。

 この出来事は、とても記憶に残っており、実際にご家族や、担当している事業所も望まれる環境を守っていけるように、日々努力していました。

 それを、無知な福祉従事者にバカにされたようで、とても悔しかったし、腹立たしかったのです。

 反面、自分はとてもよい環境で、日々仕事が出来ていることのありがたさを実感んしました。

 もし、自分の親の介護支援専門員を選ぶときが来たら、「できません。」ではなく、どうしたら出来るのかを考えテクれる、介護支援専門員に出会いたいというより、探したいですね。

 

 

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