9月30日、朝。今日から自宅介護が始まる。

10月12日に亡くなった父の看とり、母を支えた1ヶ月の記録です。


どんな気持ちになるんだろう。

すごく自分の心の動きに興味がある。

入院と聞いて、もう治らない病と知ってから1週間。

父が実家に帰ってこれそうで、それに合わせて自分も介護に帰る。

ご飯が食べられなくなったり、早朝に目が覚めたりしていて、頭では理解していても体がついていっていないことを実感する。

父を「看取る」ために帰る。

それってなかなかヘビーだよね。

喪服を出している時は、相当凹んだし。

でも、死は誰にでも必ず訪れる。

じゃあ、その瞬間に立ち会えるということは、なかなか尊いことではないのか。

そんなふうに思う。

私は、子育て中もわりと、夜、寝てしまって、夫が世話してくれたりしていたので、ちゃんと、起きてお世話できるのか、という心配もある。

でも、こういう未知のことをするのは、とても興味がある。

どんな気持ちになるんだろう。

心と体がどんな感じになるんだろう。

父が私にしてくれる最後の教えになるんだろう。

お父さん、ありがとう。

書き続けられるのか、もう書くことがしんどくなって辞めてしまうのかも分からないけれど、出すのか出さないのかも分からないけれど、綴れる時に心のうちを綴っておこうと思う。

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