お子さんが、わり算の筆算に困っていたら。
小学生の算数の難関のひとつは、割り算の筆算なのではないかと思います。
「たてて、かけて、ひいて、おろす」
という手順は、呪文のように言えたとしても、お子さんが計算するのに困っていたら、ぜひ、どこで困っているのかチェックしてあげてください。
そして、②や③で困っていそうだったら、書いてあるようなことをたくさん練習してください。
①たてる位の位置だけが難しい場合
例えば、
542÷8をする時。
なんの位にたてたらいいのか。
5の上?
4の上?
5÷8はできないから、54÷8とみて、4の上に6を書く。
そこが理解できたらクリアー😄
残りは、かけて、ひいて、おろすとなります。
おろす場所に困っていたら、ひいた答えの横だよ、と教えてあげてください。
学校で習った時には分からなかったとしても、少し教えて計算ドリルの宿題中にクリアできるはず。
次、
②54÷8を見て、ぱっと6が思い付かないお子さんの場合
九九が完全に頭に入っていないかもしれないです。
九九は一応覚えている場合は、習熟が足りないかも。
100マス計算で九九をしばらくの間、毎日繰り返し、覚えた後も、1週間に1回、曜日を決めて100マス計算で九九をすることをお勧めします。
それと並行して3年生のあまりのあるわり算の問題を練習しておくといいと思います。
さらに
③54-48がぱっとできないお子さんの場合
繰り下がりのある引き算で困っていることになります。1、2年生の繰り下がりの引き算の練習もする必要があります。
とまあ、わり算の筆算をする時にお子さんがつまづく点について書いてきました。
読んでくださったら分かるように、わり算は、かけ算とひき算の総合力で解かないといけません。
3桁÷2桁のわり算になってくると、たし算まで入ってきます。
というわけで、ものすごく苦手な人が多いのがわり算の筆算。
5年生になると、そこに小数のわり算の筆算が入ってきます。
最悪、わり算の仕組みが分かっていたら、「計算機がやってくれる。」と割りきってしまうのも手ですけれど、できたらクリアーしてほしいなと思います。
算数は、どこの段階で困っているかを見極めることが一番だいじ。
そこをすっ飛ばして、今のところだけなんとかしようとしても無理な話なのです。
①で困っている人は、今習っている学習の単元で困っている人なので、あっという間になんとかなりますが。それでも慢心せずに習熟できるまできっちりやることがだいじです。
算数の計算は特に、ひとつひとつをきちんと積み重ねて習熟していくのがだいじです。
頑張りましょうね😊
そしてもし、どうしようもなくなっていて、本人がなんとかしたいと思っていたら、ご連絡ください。
どこからでもなんとかなります😊
無料体験レッスン受け付けています。
ご相談ください😊
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