nikki

  キラキラ人

 いろんなところで「自分の人生を全力で頑張ってる人」を目にする。

 正直めちゃめちゃ羨ましい。
 キラキラしてるな、と思う。
 やりたいことが明確で、それに向かって頑張ってる感じがかっこいい。

 少し私の話になるが、一時期そうした人たちの真似をして、自転車旅やヒッチハイクなどに取り組んだ事もあった。
 しかしどれも一回限りでその後持続することはなかった。

 キラキラした人たちを追いかけ走った道は行きどまりだった。
 どれか一つにでも熱中できたらどうなってたのだろうか。
 これが自分の人生だとまっすぐに生きることが出来ただろうか。
 周りから「○○してる人」とかって見られるようになったのだろうか。
 暇な時間を熱中した時間に変えることが出来たのだろうか。

 そんなことを、今でも考えてしまう。


 彼らの「輝いている」側面だけを見て、同じような「経験」をすれば、
自分も「キラキラ人」になれるのではと考えていた。

「彼ら」の持つ「無敵オーラ」を自分も持ちたい。何かしらの分野で誇れる自分でありたい、と。

 自分もキラキラしたい。しかし「好き」のない「経験」だけを重ねた結果「何者」にもなれなかった。


 自分と「彼ら」を比較して
「一つのことだけやってたら視野が狭くなるよね」
「色々取り組んでてすごいとは思うけど話が面白くない気がする」

 そんな風に私は「彼ら」の「勝負してないゾーン」で勝手に勝負をする。

 私と違って「何か」を見つけた「彼ら」が羨ましい。

 そんな「彼ら」も「何か」を自分のものにする努力をしてるんだけどね。
 

 まだ何も見つかってないけど、必ずいつか。

 
 結論:人と比べ過ぎない。


追記:彼らの見えない影の努力、他の人が何と言おうと立ち向かう精神、
純粋に興味を持ったことに対してひたすらに取り組む姿勢。尊敬します。

*特定の個人に対する文章ではありません。
*個人の独り言です。


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