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大友柳太朗から

2023年11月17日
仕事が休みになった。
雨ということもあり、外仕事の僕にとってはかなり嬉しかった。
平日に休める事はほとんど無いので何をしたら良いかいつも考えているうちに1日が終わってしまう。
昨日相棒と飲んだ。相棒も役者をやっていて最近2人で飲むことが多い。
酒も深くなった頃。感じていること、身の上話、仕事の話を心の底から話し合えるようになる。2人は恥ずかしがり屋だから。
昨日した話は笑点の話、それから男はつらいよ、白い巨塔の話になった。
相棒は日本一の天邪鬼で勧めたものを絶対に首を縦に振らない。だからお勧めしたいものを「観なくていいよ」という前置きをして話す。
白い巨塔はこの手法を使ってみてもらった。
相棒にはウケたらしく白い巨塔の演技について長く話した。
今回勧めたのは北の国からだ。

北の国から 出会い

北の国からは多くを学んだ。役者を続ける理由もこの作品の中にある。北の国からに出会ったのは大学生の頃だった。
大学の授業が終わり。図書館にあるDVDを借りてテレビブースで1人映画を図書館が閉館するまで見続けてた。
映画は全て見終わり見ていなかったのが、歴史のDVDと北の国からだった。渋々北の国からを手に取った。
昔の、しかも長いドラマなんて見たくねぇななんて最初は思ってたのだが1話から夢中になった。気がつけばブースで1人号泣する日々が続き僕の中で大切な作品の一つになった。
そんな作品を相棒に観て欲しかった。

大友柳太朗

人に勧めた手前、相棒がハマって話に乗ってあげたいのが僕の性格。
北の国からを全て見たのはもう何年も前になり
曖昧な話もあるので初めから観ることにした。
肌寒い朝に北の国からをみるのはなんかエモい。
14話まで観た。14話はテレビブースで号泣して泣き止まず泣きながら家まで帰った話だった。
大友柳太朗が生活苦で馬を売る話だ。
大友柳太朗はその土地に昔から住んでるじいさんでとても頑固な人。以下じいさん。
その爺さんが馬を売った後に、田中邦衛の元へ行き、馬を売った時の様子を話す。それだけの演技に心を奪われた。
ただ馬を売った話をしただけなのに。

嘘の無い本当の演技。もうドキュメンタリーと言わざるおえない演技。ここを目指す事が僕の目標である。辿り着けないはずはない。
やれる。それだけを信じて。毎日演技をしようと自分と約束をした。

下手な文章だな、

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