【シティリーグS1優勝】【ポケカ】ブリジュラスデッキ解説
初めまして、仙台でポケカしているカズと申します。
今回はシティリーグシーズン1で使用し優勝したブリジュラスデッキについて解説していきます。
無料部分では選択理由や立ち回り、採用カード解説など無料部分だけでもブリジュラスデッキを知っていただける内容になっています。
有料部分では各デッキへの立ち回りの紹介とおまけとしてブリジュラスの様々なデッキレシピを載せております。
初めてのnote作成なので拙い部分あるかと思いますが温かい目で見ていただければ幸いです。
最近の大会実績
初めに軽く私の実績を記載させていただきました。
CL 京都2024 11-3 39位
CL 福岡2024 10-4 87位
PJCS2024 5-3
シティリーグ2024 S4 1位
シティリーグ2025 S1 1位 (今回)
最近は結果を残すことが出来ていい感じです。
デッキの選択理由
選択理由に関しては下記の通りです。
・ブリジュラスexをワンパン出来ない対面には全体的に有利が取れる
・新弾発売直後で初見での対応が難しい
・鋼ポケモンが好き
が主な選択理由になります。
構築に関してはブリジュラスex自体が自己完結している点を評価してブリジュラスex(ジュラルドン)以外のポケモンでサイドを取る事は考えないようにしました。
アタッカー問題は解決したのですが、サポートするポケモンについて悩んでいました。
そこで考えた構築が
ビーダル型
ブロロローム型
ノココッチ型
の3つを考え、最終的にシティリーグが予選6回戦である事を考えた時に対面に左右されないノココッチ型に決めました。
ブリジュラスをワンパン出来ない対面に関してはフトゥーやレイジングハンマーで返す動きが強いため環境の半分ほどには有利を取れると考えました。
有利が取れない対面にも相手のベンチ展開次第で勝ち筋が見込める点も強みです。
今回参加したシティリーグが新弾発売直後ということもあり、相手に初見の対応を押し付けられるのも狙いです。
後、前から新弾発売直後に新弾のカードを使用して結果を残したいと考えていたのも1つです。
最後の理由として自分がポケカを始めたのが鋼タイプからで、いつかは鋼ポケモンで結果を残したいというのが1番の決め手ですね。
このデッキの基本的な立ち回り
このデッキは先行を取りサイドを有利に進めていくのが主な立ち回りです。
たねポケモンはサイド1のポケモン構成のため後1や先2から相手にサイドを2枚取られないのでその返しに相手のサイド2のポケモンを取っていき2-2-2のプランを取るのが理想です。
ワンパン出来ない対面は裏を取るか、一度耐えてレイジングハンマーでサイドを進めていきます。
ドラパルトなどのブリジュラスexをワンパンしてこない相手にはフトゥーを使いながら耐久してサイドを取らせない動きを取れるのも強みです。
タケルライコなどのブリジュラスをワンパンしてくるex対面に関しては2-2-2のプランを通せるような立ち回りを意識していました。
サイドを1枚であれば相手に取られてもあまり問題ないためすぐにブリジュラスを立てるのではなく、盤面の構築を優先しつつジュラルドンの上の技で小突いて次のターンで小突いたポケモンをブリジュラスで取るような動きが大事になってきます。
盤面に関してはバトル場にブリジュラスex、ベンチにジュラルドン1~2、ノコッチかノココッチ1~2、ゲッコウガ、ジーランスが理想盤面になります。
対面によってはベンチにブリジュラスを立てても問題ないですが、かがやくリザードンやソウブレイズなどの弱点を突かれる対面ではボスの指令などで簡単にサイド2を取られるのを避けるためにベンチのジュラルドンは進化しないで立ち回った方が安定しやすいです。
採用カード解説
今回シティリーグで使用したデッキはこちらです。
ポケモン
・ブリジュラス 4枚
このデッキの主役A。引けないと始まらないため4枚採用。
・ジュラルドン 4枚
このデッキの主役B。2エネ50のジュラルドンもいるがレイジングハンマーが欲しい対面の方が現状多いためレイジングハンマーのジュラルドンのみを4枚採用。
・ノココッチ 2枚
今回選んだサポートポケモン。
他のサポートポケモンと違ってバトル場で縛られない。
進化前もHP70でファントムダイブ圏外。
ヨノワールのカースドボムも耐えるのが偉い。
特性を使用せず置いておくと手札干渉にも対応しやすい。
自主退場するためダメカンの的にならない点もプラス。
・ノコッチ 2枚
HP70を採用。上技でブリジュラスやノココッチを持ってこれるのも強み。
・ジーランス 1枚
ブリジュラスexがレイジングハンマーを打つために採用。
・ゲッコウガ 1枚
お手軽ドロサポ兼エネ落とし要因。
グッズ
・ハイパーボール 4枚
・ネストボール 4枚
安定させるため最大枚数採用。
・ポケギア 3枚
場面ごとに最適なサポートが欲しいため3枚採用。シューズの枠をポケギアの枠にして4枚採用もあり。
・大地の器 3枚
エネ持ってくる&エネをトラッシュに送る手段。
3枚採用が一番丁度よかった。
・夜のタンカ 3枚
序盤にトラッシュしたポケモンやエネを回収する手段。
終盤は山札にエネが無い場合が多いため回収する手段として使用。
・トレッキングシューズ 2枚
デッキを回すために採用。
・ヒスイのヘビーボール 1枚
ジーランスやゲッコウガなどのサイド落ちケア。
・ともだちてちょう 1枚
序盤でトラッシュしたサポートを山に戻すカード。
対面に応じてボスやフトゥーを選択して戻す。
どうぐ
・まけんきハチマキ 1枚
サイドが先行された際にタケルライコやHP230のexをブリジュラスで倒すために採用。
・マキシマムベルト 1枚
ドラパルトのファントムダイブの返しにレイジングハンマーで330で倒せる。(リザードンの210や240の攻撃後の返しも同様)
ソウブレイズや種ex系統をブリジュラスの技で突破可能になる。
サポート
・博士の研究 4枚
リソース確保を安定させるため最大枚数採用。
・ボスの指令 3枚
裏を取りたい場合が多いため3枚採用。手帳も込みで終盤までボスを山札に残しておきたい。
・ナンジャモ 2枚
手札を切りたくない場合や後半の手札干渉のため採用。
・フトゥー博士のシナリオ 2枚
耐久など器用な動きを出来るカード。2枚&手帳が丁度よかった。
スタジアム
・ボウルタウン 2枚
序盤の動きを安定させるカード。
タケルライコやレジドラゴなどの対面ではノココッチの特性使用後、ノコッチを持ってくる動きが強い。
サーナイト対面などの非ルール持ちが強い対面には貼らない方がいい。
・フルメタルラボ 1枚
リザードンやソウブレイズなど相手の確定数をずらすために採用。
ただしドラパルトやルギアなどの対面で技の返しでレイジングハンマーを狙いたい場合には貼ってしまうと返しで倒せなくなってしまうので貼るタイミングには注意。
エネルギー
・鋼エネルギー 9枚
9枚採用が1番回しやすかった。
採用を検討したカード解説
・ジュラルドン(がちんこ)
2エネ50でミミッキュの弱点込みで倒せるがそれ以外の役割が思いつかないため不採用。
・ノコッチ(HP60)
HP60で逃げエネが0ではあるが、ファントムダイブで取られてしまうため不採用。
・ザマゼンタ(かたきうち)
ブリジュラスでエネをつけながらブリジュラスをフトゥーで回収することでサイド1のポケモンで盤面を作れるのが強み。
しかし、たねポケモンの数が少なくザマゼンタでスタートした時に動きが弱くなるため不採用。
・ザマゼンタV
特性も強く相手がサイド4枚取った時点で技のリベンジバーストが240出るのが強み。
しかし、スタートした時に動きが弱くなるのと最初の番に裏に出した際にキャッチャーや先2ボスでザマゼンタVが取られてしまうと相手にサイド2-2-2で取られてしまう可能性が高まり今回のデッキコンセプトとは合わないと感じたため不採用。
・ザマゼンタVSTAR
採用する場合はザマゼンタVとセットで採用するカード。特性でポケモン全体に100耐久を上乗せできるため相手のプランをずらすことが可能。ジーランスと合わせることでHP270でリベンジバーストを打てるため器用な動きが可能。今回はザマゼンタVを採用していないため不採用。
・ビーダル
サポートポケモンの中で一番手軽にリソースを確保できるカード。
しかし、エネルギーが付いていない状態でバトル場で縛られると回答がフトゥーしかないため不採用。
・ブロロローム
鋼のサポートポケモンでエネを落とすとこでリソースを確保できるカード。
ブリジュラスの特性でエネをつけることが可能なためバトル場で縛られずらいのも特徴。
しかし、ブロロロームを採用すると現状のエネ枚数だと後半にエネ不足になる点と手札干渉をされた際にエネに繋がるカードが引けないと置物になる点を考慮して今回は不採用。
・ブロロロームex
ブロロロームを採用する際に1枚採用を検討したカード。
条件はあるが上技が1エネ140、弱点込みで280出るためピジョットに強く出れる点が特徴。
下技もブロロン状態でブリジュラスでエネをつけないといけないが250出るためタケルライコなどのHPが高いたねexを突破可能。
しかし、今回はブロロロームを採用してないため不採用。
・プライムキャッチャー
サポート権を使用しないで裏を呼べる最強カード。
しかし、対面でタケルライコやソウブレイズを意識した際にブリジュラスで取れるサイド2のポケモンを3体も並ぶ事は考えづらく、その場合はマキシマムベルトの採用の方が今は強いと考え不採用。
(ブロロロームexとはとても相性いい)
・ガチガチバンド
耐久を330、フルメタルラボ込み360に引き上げられるのが強み。
今回は耐久を上げるコンセプトではないため不採用。
・ペパー
採用する場合は3枚以上は入れる想定をしていたがリソース不足になることが多かったため今回は不採用。
当日のマッチングについて
当日のマッチングと結果は下記の通りです。
予選
ルギア 先行 6-4
ドラパルト 先行 6-1
ボムパルキア 後攻 6-3
ドラパルト 先行 6-0
サーナイト 後攻 6-0
サーナイト 後攻 6-3
決勝トーナメント
ソウブレイズ 先行 6-2
トドロクツキ 先行 6-4
ボムパルキア 後攻 6-2
予選や決勝トーナメント合わせて全体的に有利対面を引けた感じです。
ピックアップして紹介していきます。
ルギア対面はアヤシシを起動されブリジュラスexが倒されましたがその後にブリジュラスexをワンパン出来るポケモンが出てこなかったため勝利。
サーナイト対面は後攻2ターン目からボスを使用しキルリアを落としてテンポを取り、後半はミミッキュや重力球をケアするため山を薄くしてフトゥーやボスを山に残した立ち回りをして勝利。
ソウブレイズ対面は相手がイキリンコでスタートだったため先2で落とし、その後はソウブレイズの攻撃を耐えてレイジングハンマーとベンチのサイド2サポートポケモンを倒して勝利。
全体的に事故る事もなく、理想的な動きを通せる試合が多かったです。
開拓が進んでいないデッキタイプのためレイジングハンマーでのカウンターを通しやすかったりやフトゥーでの耐久する動きがなどが強く使えた印象でした。
ブリジュラスの環境デッキへの相性
有利
・ドラパルト
フトゥーやレイジングハンマー&マキシマムで有利対面。
・ルギア
チラチーノやアヤシシを警戒しながら耐久を生かして対応可能。
・レジドラゴ
青天井の技の採用が減っているためフトゥーやレイジングハンマーで対応可能。
・トドロクツキ
先にサイドを2枚先行されない限り有利対面。
・パルキア
ヨマワルの数に依存はするが、耐久を生かして対応可能。
・ミライドン
ライチュウ以外でワンパンされる事が無く、耐久を生かした立ち回りを取る事で有利対面。
・古代バレット
フトゥーを生かしてサイドを取らせない動きが可能。
・ロストバレット
フトゥーを生かしてサイドを取らせない動きが可能。かがリザには注意。
五分~微不利
・リザードン
ヨノワールの存在と後半リザードンの300打点以上に注意。
・タケルライコ
相手ベンチにブリジュラスで倒せるサイド2ポケモンの枚数次第。
1ターンでお守り付きのライコを突破するのが困難。
・サーナイト
ミミッキュの有無や相手の展開に依存する。
・ソウブレイズ
レガシーエネの有無や相手側のベンチにサイド2のサポートポケモンの有無に依存する。
不利
・カビゴン
岩オーガポンやミミッキュが厳しい。
・テツノイバラ
ブリジュラスの特性が使えないため厳しい。
ここで無料記事は以上になります。
ここまでご拝読いただきありがとうございました!
この後の有料部分では各デッキへの細かな立ち回りや今回使用したデッキ以外のブリジュラスデッキのレシピを載せています。
ご興味がありましたらよろしくお願いいたします!
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