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田植え

私の実家は米農家(兼業)で、食事の米はほぼ自家米を頂いています。それは実家を出て埼玉に暮らしていても変わらず、無くなればもらって精米して食べる、というありがたい環境です。

とはいえ、主に作業していた祖父母は80歳を越え、身体を動かすことも不自由になってき、主力は父母に移りつつあります。また、私が子供のころは、田植えといえばご近所総出で地域の田んぼを順番に田植えして回って(結みたいな制度ですね)いたのですが、皆さん高齢化し自前の労力ではなかなか大変になってきていました。

ということで、今回6歳の息子を連れて田植えに行ってきました。(本当は妻と娘も連れて行く予定でしたが娘は発熱で妻と2人さいたまで留守番)

前日夜に福島の実家へ戻り、当日は朝8時から開始。雨は降らず、気温もやや寒いくらい。機械メインで苗の空箱片付け、機械の入らない狭い場所へ苗植え、田んぼのトンボがけ(機械入ると意外に田んぼが凸凹になり、機械がうまく動かせなかったり、苗植えるのにもちょっと難儀するので平らにすくことが大事)と、結構忙しく動き回りました。

息子も一戦力に。機械にも乗せてもらいました。
尻もちをついて泥だらけになりましたが楽しそうでした

息子も田植えデビュー

連れてきた息子も始めは恐る恐るでしたが、泥の感触が気に入ったらしく泥まみれで田んぼを歩き回っていました。飽きないか心配でしたが半日頑張ってくれました!
田植えの最中も、ご飯がどうやってできているか祖母に教えてもらったり、機械に乗せてもらったり、カエルやその卵を見たり、川水が冷たくて驚いたり、いろいろなことを体験して充実していたようです。そして夕方は従妹のお兄ちゃんとゲーム。これが一番楽しかったようです。

お風呂も寝るのもずっと一緒

農業で二拠点?

同じ日にこんな記事が。農業に携わるきっかけとしての選択肢として移住する方も増えてきているように感じます。

私は幸い実家にまだ田畑があり、量は少なくなりましたが野菜、米、そして味噌と自給している生活があります。ただ、それを支えていた家族が高齢化し、田畑自体も減ってきています。継ぐ、とか移住、とかいう選択肢は今のところ考えていませんが、今まで以上に実家のほうにも軸足を向けつつ、農業をしながら地元でも生活する、ということも考えた今回の田植えでした。またしばらくして田んぼの様子見に帰省したいと思います。

西瓜の季節になりましたね!

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