「末路」って言葉は流行りなの?

ネットサーフィンしている。

そしてこんなタイトルの記事をよく見かける。

なんかこういう人の不幸をネタにする(ように見える)記事は経済誌に多い気がする。

もちろんライターの方々は仕事で書いているんだし、少しでもクリックさせて最後まで読ませるためのテクニックとしてこうした不安を煽る、刺激的なタイトルを書くのだろう。

この記事の最後はこう締められている。

「 ゼロで死ね。生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい。

 そうしないと、人生の限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまう。」

子や孫、養うべき人がいない場合なら、働く時間・エネルギーと「やりたい」のバランスを見て、計画をたてこういう生き方をするのもありかな。

それでも、他人の人生の一部/全体を”失敗”、”不幸”とみなしネタのように扱って、しかも金を稼ぐのはなんだかなあ。敷居が高くなった週刊誌かワイドショーっぽい。あと、「末路」という言葉を多用したら「お前ら続きが気になるやろ、え?」と煽られているようだ。ライターやサイト運営者の術中にハマったというか。

まあ見たところで大した知識も得られず(というか前提知識ないし)、精神衛生も悪化する場合が多い。怖いもの見たさでクリックしたい誘惑に駆られるがここはグッと我慢。どうせネットするなら見たいものを見よう。

今日もありがとうございました。


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