【自己流DTM法】かずPのボカロ曲ができるまで
どうも。noteでは初めましてですね。
かずPといいます。よろしくお願いします。
というわけで!
本日は!!(テンションの差
ア丼ベントカレンダーなるものに参加させていただきました。
せっかくの機会なので、今まで2年半ボカロPやってきてあんまりしてこなかった話をしてみます。
「お前いつもどうやって曲作ってんの?」というお話です。
上手く話せるか今のところちょっと自信ないですが、興味あるよって方は最後まで付き合ってくれると超喜びます。
じゃあ早速。
※一応先に言っておきますが、今回は「こうやって作るといいんだぞ!」というやつではなく、「俺はこうやったら1曲できるんだけどみんなどうやってんの?」くらいのつもりで書いてるので、そんな感じのノリで読んでもらえると嬉しいです。
その1・突然フレーズが降ってくる
いきなりお前は何言ってんだと思われるかもしれないですがまだ逃げないでください。画面閉じようとしてるそこのお前だよお前!
さて。
普段ぼーっとしてたり、「今度はこんな曲作りてぇなー」とか思ってると、ふと頭の中でフレーズが浮かぶのです。
時にはサビだったりAメロだったり、場合によってはリードのリフだったりすることもあります。
そして、浮かんだフレーズは極力その場で何かしらの形で保存。絶対後で忘れる。
僕の場合は学校の授業中とかに隙を見てメモ用紙に五線譜を書いたりしてメモします。授業はちゃんと聞きましょう。
いや待て、作曲中に授業すんな。
メモするときは、必ずメロディと歌詞が同時に浮かぶ分だけ書きます。
メロディだけ、歌詞だけ、といったどちらか片方だけ思いついても、後からもう片方を埋めることができず結局ボツになることが多々あるので。
片方だけ浮かんだときは、その場で何とかしてメロと歌詞の両方を考えてからメモしていきます。
ちなみにこの時、浮かんだフレーズから膨らませて一気にワンコーラスとか書きあげちゃうこともよくあります。
その2・DAWに打ち込む
ここからいよいよPCの出番です。
ここでさっき浮かんだフレーズたちをDAW上に打ち込んでいきます。
と同時に、この段階でほとんど編曲をしてしまいます。
さっき書き忘れましたが、実はメロディが思い浮かんだ段階でその部分はもう頭の中で音源として完成してることが多いので、そのイメージに近くなるよう、あれこれ音源を引っ張り出しつつ編曲をしていきます。
DTM業界は一刻も早く脳内イメージを脳から直接打ち込む技術を開発すべきだと思います。
ウワモノとか細かい味付けはとりあえず後回しに。
ちなみにその1の段階で作ってなかったパートがある場合は打ち込みながら考えて作っていきます。
そんなこんなで頭から順番に打ち込んでいき、最後まで進めます。
その3・ボカロ調声
さあここで一番楽しくもあり一番地味で大変な作業の時間がやってきました。
さっき作ったトラックのうち、ボーカルのトラックをmidiで書き出して、それをpiapro studioで読み込みます。
そしてとりあえず最後まで歌詞を打ち込みます。
重度の鏡音廃のかずPは主にリンレンでデュエット曲を作ることが多いのですが、そんなデュエット曲の場合はこのタイミングで細かいパート分けをします。
そして最後まで歌詞を打ち込み終わったら、いよいよ調声作業に入ります。
今回はあくまで1曲できるまでの流れのお話なので細かい調声作業の中身とかは割愛しますが、基本的に僕はブレスを挟んで、PITとかでしゃくりを入れたり、後はDYNとかBRIとか、たまにBREとか、とりあえず色々いじって何となくいい感じにしていきます。(適当)
クロスシンセシスもあれ結構使えますよね。
そして最後まで調声が終わったら、コーラスを追加します。
piapro studio内でトラックを複製して、コーラス入れない部分はカットして、入れる部分はノート動かして作ります。
その4・Mix&マスタリング
ここまで出来たら完成は近いです。
ボーカルトラックも含め、ここで全トラックをバウンス(各トラックごとにwavファイルに書き出し)します。
Studio oneだとバウンスと呼びますが、Cubaseだとフリーズとか言ったりするらしい?ですね。知らんけど。
これをすることで、PCの動作が軽くなったり、音量の小さい音源のトラックをノーマライズできたりと色々やりやすくなります。
書き出しせずに音源そのままの状態でMixなどうちのスペックじゃ到底不可能なレベルなのです。。
ハイスペPCほしい(切実)
言い忘れてましたが、ここで「アレンジなんか足りないなぁ」とか思った時は、このバウンスの作業をする前の段階で味付けしておきます。先に言えよ。
そして各トラックにEQだったりコンプだったりとにかく色々挿していい感じになるようにします。
ギターとか使ってる場合はここでアンプシミュとか弄って音作りもします。
ここもまた細かい作業内容は割愛します。というか細かくお話できるほどの技量がないです。。
マスタリングは、無料配布でゲットしたOzone 8 Elementsを中心に行います。
人工知能の力で自動でいい感じにマスタリングをしてくれる神様のようなプラグインです。
基本的には人工知能に全部お任せしますが、気になった部分があれば自分で少し調整したりもします。
何度か通しで聴いて、いよいよ音源を書き出します。
書き出した後で気になって戻ることもありますが、根気強く微調整を繰り返して、音源を完成させます。
ここまで読んで下さった方、お疲れさまでした!
いよいよこれで
曲ができました
とツイートができます。(例の画像貼りたかったけどやめときます。)
まとめ
いかがでしたか?
(これが言いたかっただけです。)
とまぁ僕は普段こんな感じで曲を作ってますよ~というお話でした。
色々拙い部分も少し、、いやたくさんあったと思いますが、どうかお許しを。お願いしますなんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)
もちろん毎回絶対この流れに従って作ってる、というわけでもないですが、大体こんな感じです。
結構大変なところもありますが、曲作るのめっちゃ楽しいですし、ボカロ好きだけど自分で作るのはなぁ。。けど気になるなぁ。。なんて思ってる方、悪いことは言わないので体験版触ってみるだけでもどうでしょう。
超楽しいよ。沼だけど。ハマると大変だけど。
これを読んでDTM、ボカロPにちょっとでも興味持ってもらえたりしたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に、鏡音はいいぞ!!!
全く関係のない話
本日23日はミクシンフォニー大阪当日ですね!!
僕も現地で観るのでこの記事が投稿される頃にはテンション爆上げだと思います。
当日が今から楽しみです。※この記事は12/1に書かれました。
それだけです。それが言いたいがためにこの日付を選んだというのはここだけのお話。
以上です。
じゃあな!!
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