007:No Time To Dieを初日に観てきたJ.BONDが大好きなオジサンの思うところ※ネタバレしてます。

いやぁ~…長らくお待たせされられましたw

前作「Spectre」から、実に6年ほど待たされましたからねぇ。

過去のルーティンなら、間に一本入るくらい待たされた事になります。

ま、コロナ禍だとか諸々あって仕方ない一面もあったのは重々承知ですあkら、それはまぁヨシとしましょう。

で、オジサンはムーンレイカーを観てから結婚するまでの30年以上、ほぼ毎日一回は「bond,james bond.」という台詞を口にしてたくらいにはJ.bondが好きでしてね、今回はうまく仕事のタイミングもドンピシャだったので、初日IMAX初回上映を観てきました!心躍らせて観てきました!

およそ3時間の上映が終わった後、胸に去来したのは…「どうすんだ、これ?」

※ここからはネタバレになりますので、知りたくない人はここでそっと閉じてください。




あろうことかジェームス・ボンド死んじゃったじゃん!最後に「JAMES BOND WILL RETURN」って言われて(書かれて)もさぁ…どう復活させるのよ?また水葬して潜水艦に収容して包帯みたいなの切って復活させるの?でもアレは敵を欺くためのフェイクだったから出来た事っしょ!

仮に次の007で、ダニエル・クレイグ以外のボンドが出てきても、今までみたいにボンドガールといちゃこらしたエンディングからならいいけど、なにしろ死んじゃったからねぇ…いきなり「bond,james bond.」って言われても、ただの同姓同名さんでしかないし…ほんと、どうすんだろ…

今後007が続くとすると、ありそうなのが…今作がなかった事にされちゃう、しれっと新ボンドの登場。まぁダニエル以前の、あくまでシリーズであり、基本単発作品という作風に戻るパターン。

次にありそうなのが、島の破壊工作が上手く行ったかどうか調査した英海軍によって瀕死のボンドが救助され、長い治療(もちろん顔面の形成?整形?手術も)を経て復活パターン。

もう一つが、新しい007がチョイスされる段階で「00のコードネームを持つものは戸籍(という制度、イギリスにもあるよね?)も新たに作られる。君の名は今日から”james bond”だ」というパターン。

個人的には単発作品に戻るのがいいと思うんだよねぇ…いや、ダニエル・ボンドも嫌いじゃないんだけどさ、J.bondの内面を描きすぎちゃって、ちょいと重たいのよ。もっと、こう、娯楽でいいんだよね。娯楽だからこそのカッコよさとか立ち居振る舞いとかがあって、そういうのが”男の子”は好きなんだから。

でね、そうは言っても単発とはいえ前後作とのつながりがないと、全くの単独作品になっちまう。そこで重要になるのが、脇を固める人たちなのよ。

寅さんで言えばタコ社長とかヒロシとかガジローとか。トラック野郎だとやもめのジョナサンとか玉三郎とか、ゴルゴ13だと銃職人デンブとかさ、そういう役どころ。

007だとそこら辺を担ってたのはM、Q、ミス・マネーペニー、そしてフェリックス・ライターだったのよ。よりによって、そのフェリックス・ライターも死んじゃうってさ…ほんと、どうすんの?これ?

でね…オジサン色々考えたのですよ…で、一つ気付いたのは…

「カジノ・ロワイヤルからノー・タイム・トゥ・ダイまでの一連の作品は、従来の007とは違う世界線の作品」として作られたのではなかろうか、と。

50年以上に渡って連綿と作られ続ける映画版007シリーズの、ある意味スピンオフ的な。だからこそ今までの”お約束”が無視されたり反故にされたんじゃなかろうか、と。

そう思いません?ダニエル・クレイグ版ボンドって、なんか重たくないですか?今までの歴代ボンドに比べて、憧れよりも憐れみとか同情を禁じえないキャラじゃないですか?ボンドって、もっと、こう、真実味のないくらいスケベでかっこよくて洒落てて強いイメージだからこそ、世界中の”男の子”の憧れの的だったはずなんだけど…ダニエル・ボンドは…ちょっと”男の子”の憧れとは違うというか…なんだか生々しいんですよねぇ。

というわけで、オジサンの勝手な次作予想、もとい、願望あるいは妄想。


タイトル「007は二度死ぬ」

舞台は日本!日本で開発が進むパワーアシストスーツ技術を使って最強のロボット歩兵軍団を作り、世界の勢力図を塗り替えようとするスペクターの企てを阻止するジェームス・ボンドの活躍!関東~東北を股にかける大規模ロケ敢行!ボンド・ガールに上白石萌音(いや、ここは他にいるか…)!日本側エージェント、タイガーには”大沢たかお以外の”誰か!

こんな感じでどうでしょうかねぇ…ダメですかそうですか…

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