葬儀で着用するマスクの色は? 〜黒マスク着用がマナー?白マスクはマナー違反?!〜
今もなお猛威を振るう新型コロナウィルス。
国内でのワクチン接種率も増加傾向にあっても、私たちができる感染症対策してマスクの着用は欠かせません。むしろ、外出時のマスク着用自体がマナーとして定着しています。
では、葬儀の場においてマスクの着用は問題ないのでしょうか?
また、着用時のマスクの色についても物議を醸しているようですので、今回は葬儀時のマスク使用に関するマナーについて解説していきましょう。
新型コロナウィルスやインフルエンザなど流行時のマスク着用マナーについて
▷ マスクの着用はOK
現状の新型コロナウィルスの感染状況と感染力を鑑みて、一般参列者も遺族親族の立場でも、葬儀時にマスクを着用してもマナー違反とはなりません。
しかし、従来は目上の方やお客様などを相手に接する際には、マスク姿は相応しくないと考える傾向が強くあったことは認識しておきましょう。
▷ むしろ感染・拡散防止として着用が適切
たとえ無症状であっても、すでに自身がコロナウィルスに感染している可能性があり感染はしていなくとも、身体に付着したウィルスを運んでいる可能性もあります。
つまりマスクの着用はウィルス拡散防止と感染のリスクを回避する為でもあります。
葬儀で着用するマスクの色は?
葬儀マナーとして、ネクタイや靴・靴下は黒色というのは周知のとおりですが、インターネット記事に投稿された「葬儀は黒マスク着用がマナー」という内容が、Yahoo!ニュース等で紹介され、SNS上で議論が過熱しました。
結論からお伝えすると、感染リスクをさけるためにマスクの着用は必須だとしても、黒色のマスクを着用する必要はありません。
とはいえ、どのようなマスクでも構わないというわけではありません。
もちろん白色のマスクの着用でも全く問題ありません。むしろ最も無難な色と言えるでしょうし、比較的どなたでも手に入れやすいものであることから、普段は使用していない方でも急なお葬式にご参列する場合であっても準備しやすいと言えるでしょう。
また色だけではなく、無地のものや、模様やロゴなどは入っていないものが適切です。
葬儀の場でもつハンカチなどは、同色のレースや刺繍入りであればマナー違反ではありませんが、マスクにおいては常に目立つものですので、避けた方が良いと言えます。
コロナ禍において、マスクのデザインや機能も多様化し多くのものが流通していますが、シンプルなものを選択すれば、さほどマナー違反ととられることもないでしょう。
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