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終活と葬儀とエンディングノート   家族があなた残して欲しいメッセージとは?

いまや誰もが知っている「終活」。

終活の認知度は?

楽天インサイト株式会社がインターネットを通じて行った「終活に関する調査」によると、終活という言葉を知っているかを聞いたところ「知っている」と答えた人が全体の約80%、「聞いたことはあるが、良く知らない」と答えた人は約18%、「知らない」と答えた人は2%という調査結果がその裏付けとも言えます。

さらに加えると、「終活」への理解や将来的に取り組む意向があると回答する人数も少なくなく、「取り組みたい」または「分からない」と回答した人はそれぞれ約40%でした。「終活」の意向があると回答した人を性年代別に見ると、全体的に女性の方がより意向が高く(男性:41.4%、女性:58.6%)、年齢が上がるとその傾向が顕著になるようです。

終活の実態は?

しかしながら、年齢が上がると「終活」への意識は高まっていることは間違いないのですが、実際の終活の実施率は全体の1割にも満たないのが現状のようです。

では、終活に興味・関心があるのにも関わらず、実際に終活を始められない理由は一体何なのでしょうか?

その答えは、実は以外にも簡単な事でした。

それは・・・「実際に何から(何を)取り組めばいいのか分からない」という回答が圧倒的に多く、それが、終活を始めたいけど始められない理由でした。

実際の終活に取り組むべき内容については「正しいエンディングノートの書き方」こちらをお読みください。

ノートを通じて伝えるべき事とは?

つまり、終活において取り組むべき事を知ることこそが、はじめの一歩となり、これから終活を進めていくうえで活躍するのが「エンディングノート」と言えます。このエンディングノートには、あなたの様々な思いや考え、希望を家族や大切な方に伝える事ができるものです。

想像してみて下さい。

もしもあなたに万が一の事があり、意思疎通が出来ない状態になったときに、ご家族はあなたの為に様々な判断を迫られることになります。

その最初が介護や葬儀といった、死に至るまでの過程で起こる様々な判断となります。ご家族は、「本当はどうして欲しいのか?」「本当にこれでいいのか?」と答えの出ない葛藤に悩み苦しむかもしれません。

そんな中で、ご家族をリードし答えの道しるべとなるのがエンディングノートの存在です。とりわけ「葬儀」に関する項目については、少しでもあなたの希望を書き残すことをおすすめします。

その理由は、終活における取り組むべき内容は幾つかある中でも、例えば相続や遺言、介護やお墓の希望については「妻や子供たちに任せる」だけでは解決しないことや、トラブルへの発展などが想像できるため、場合によっては遺言書を残すなど、しっかりと意志を残す傾向があるものの、「葬儀」については、「簡単に済ませてくれ」「家族葬でいい」「金はかけるな」など、一言だけ伝えてあることが多いと、実際の葬儀の打合せを行った担当者から耳にすることがあるからです。

コロナ禍に伴い、葬儀のあり方や考え方も多様化する一方で、並行して選択肢も増えています。

一部例外はあるものの、いつやるかわからない唯一の儀式ともいえる葬儀。大半の方は、準備の期間も短く、大切な方を亡くした不安の中で、右も左もわからずに気づけば葬儀が終わっていたなんてことも少なくありません。

エンディングノートには葬儀の内容について、細かく記載できるものが多くあります。つまりそれだけ、ご家族が残してほしいメッセージとしての要望が多くあることの裏付けともいえるのです。自身の最後を想像してノートを書くことは簡単ではないかもしれません。

けれども、あなたが書き残したノートを見て、安心しているご家族を想像してペンを握れば、その想いに乗せて自然と書き進んでいくのではないでしょうか。

日本家族葬協会では、岐阜市内で開催しているエンディングノートの書き方講座のご案内をしております。

ご興味がある方は是非お気軽にお問合せ下さい。
日本家族葬協会岐阜支部
⇒通話無料 0120-099-594

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