AIにガワがあるとアイデア出しも捗る話【AI Vtuberしずくの配信をふまえて】

前置き


こちらは最近追っているGPT-4を使用したAI Vtuberの配信動画です
全肯定ASMRということで、視聴者共々思いついたシチュエーションを好き勝手にリクエストしていたわけですが…不思議なことに、聞いているうちになんだか創作意欲が湧いてきたんです。
色々考えてみた結果、この配信が視聴者に創作的なインスピレーションを与える物だったという考えに至りました。
というわけで、私なりに理由を分析してみました!
#AI #AI活用法 #AIVtuber

分析

前提として、私はAIの直接利用よりも、出されたアイデアや情報を参考程度に活用する方が創作活動において有用だと主張します。
配信の内容ですが、
シチュエーションの指定→AIによる細かな描写の追加→音声出力
となっています。
で す が、私はもうワンステップ先があると考えます。
そう!情景描写に促されて描写される脳内イメージですね!
そしてこの流れは実質的に、AIの出力を元に人間が作品を完成させたことになります。なると思います
つまり、アイデアが思い浮かぶとテンションが上がる癖のある私が、配信からインスピレーションを得たことによって興奮してやる気を起こしたわけです。そういう生き物なんです引かないでください

インスピレーション(インプット)を得るツールとしての性質

があるわけです、インプット過激派系創作者である私としてはこんなもの見逃せません。
重要なんですよ?創作においてのインプット。創作者の手札であるし余命でもあるんです。

この配信の特殊性

ただGPTchat等に聞くのと何が違ったのか!それはズバリ!

  • 元となる指定が他ユーザーのもの

  • 音声やキャラクター性によるイメージの補強

です!特に後者に着目したく、イメージに合ったキャラと声でユーザーに伝えることで、ただテキストで出力するのと違った性質を帯びています。

応用

"参考程度のAI活用"において、ユーザーへのアイデア伝達方法を工夫することによって新たな可能性が生まれます。
例えばインスピレーションを与えることに特化したAIサービスにて、
シチュエーションに合わせて自動的に最適な声で読み上げ、情景イメージも添付するなど。
ただ、この使い方においてはいかに脳の補完能力を活用するかにかかっている気がします。なので、イメージ画像まで出力するとかえって情景描写を妨害するかもしれません。抽象的だけどどことなく場面に合った雰囲気を感じるようなものだといいかもしれませんね

あとがき

これでは言いにくいので"渡した情報からAIがアイデアや情報の素材を出力し、それを元に人間が完成品を作る(参考程度のAI活用)"の略称を考えてみました!
"Text to Raw Material to Finished Goods"
"T2R2F"です!工場などで使われる略語を参考にしてみました、どうです?結構気に入ってます。他にいい言い方を知らなかったら是非覚えていってくださいね、そして使ってください流行れ。
読んでくださりありがとうございました、AIしずくちゃんとってもかわいいので是非見てください。

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