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「言われたことしかやらない」からの脱出方法を解説-066号-

「言われたことしかやらないから脱するためにはどうするか?」
自分を経営することを解説する尾原のオンラインサロンハックです。

今日は西野さんがボイシーで「言われなかったことをしかやらない人って、もう冬の時代に入るよね」という話をされていました。
「それスゴイ分かるな」と同時に、なんで日本は言われたことしかやらないことになるのか?
それをちょうど5月のこの時期に話すことがすごく大事だと思います。
そしてコロナの3年目の時期に話すこともすごく大事だなと思ったので、ちょっと今日は解説させてください。

というのも5月病ってよく言うじゃないですか。あれって4月の新しい環境の中で今年は「こういうことをやるぞ」って、結局4月の段階だったり新年の段階だったりというのは自分の中でやりたいことが目覚めるわけですよね。

で、やりたい希望を持っていくんだけれど、5月に入った時に、「やりたいこと」と「やってほしい」って言われること。
いわゆるWillとMustとCan。このバランスに悩んで、「会社行きたくないな」「学校行きたくないな」みたいなことが起こっちゃったりします。
例えばリクルートって働く人の統計を取っていたりするんですけど、「あなたのやりたい夢は何ですか?」みたいなことの統計を取ったときに、
やっぱり社会人1年目や2年目の時ってすごい大きな夢を見ているんです。
でも3年目になってくると会社の中でやらなきゃいけないことが、自分のやりたいことにすり替わっていくっていう、ものすごい統計があります。
やっぱりこれが日本では変わらないですよね。

結局これは、「あなたは自分を経営しているんですか?」って話になんですね。

やっぱり日本っていうのはものづくり大国だし、サービスの品質がものすごい高い国。ここでいうサービスの品質とか物の品質って何かっていうと、「基本的には期待されたものをきっちり安く早く提供し続けるってこと」が、日本の昔の質の高さだったのです。

そうするとやっぱり「失敗を減らそう減らそう」とするわけですよね。失敗を減らすためには、一回決められたものをきっちりやり切るっていう能力が、社会人としての能力の高さになってきちゃうわけですよ。

逆に言うとしっかりやり切るっていうことが、褒められるっていうことになる。逆に言うと「失敗を起こす」というのは新しいことにチャレンジすると必然に失敗が起きてしまいます。

その中で「変なことやるな」「そんなこと考えているんだったら失敗を減らすことを考えろ」っていう話になります。だから必然的に言われたことしかやらないってなりやすくなっちゃうんですよね。

ただ時代はやっぱり変化をしていくと、昨日までの正解は正解じゃなくなるから新しいことやらなきゃいけない。で、新しいことやるというなると、今まで自分がやらなかったことをやれるようにしなきゃいけないように時代の変化が変わってくるわけですよね。

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経営って何? 執行と経営の違い
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じゃあ、「経営って何」って話をしていきます。

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