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タムパより生きた時間投資してますか?-244号-

(2024年1月12日サロン向け動画を記事化しております。)

おはようございます。

新年新しい習慣を身につけようという方が多いと思うんですけど、尾原のライフハックシリーズとして、尾原がなぜこんなにもいろんな時間を多重に暮らしているかというコツでもある、「生きた時間を増やす」ということを話したいと思うんですね。

世の中ではタイムパフォーマンス。
つまり、動画を倍速再生することとか、時間をケチって効率化しないとユーザーからサービスが選ばれないみたいなお話があったりするわけなんです。でも、今の時間を節約することよりも、時間を投資すると後からどう豊かになってかえってくるかということが僕は大事だと思うんですね。

これは尾原家の家訓「死に銭一銭もつかうな、生き銭惜しむな」という話があるんですよ。いわゆる、お金は「生きたお金」と「死に銭」があるんですね。

例えば、隣にコンビニがあって、そのコンビニから5メートル歩いた先にスーパーがあるとします。スーパーでは100円でスーパーだったら買えるけれど、コンビニだったら120円になってしまうというような時に、「この20円をどう捉えるんですか?」という話なんですよね。

これは別に時間が暇だなぁとか、5メートルくらい歩くことは散歩のうちだなぁみたいな時は別に使わなくて済んだお金なわけですよね。
これは、なんとなく周りとの流れの中で見栄でお金を払ってしまうとか、コピー機なんかでなんとなく10枚コピーしてしまいますよとか、両面コピーしませんよみたいな、浮かばれないお金なんですよ。

それに対して生きたお金とは何かという話になった時に、結局これは投資に対してリターンがあるかという話なんだよね。
5メートル歩けば20円節約する時も自分がすぐにお客さんに電話しなきゃいけないけど、その前に喉を潤したから電話しないと変な焦った感じになってしまうのだったら、5メートル歩くよりも20円を払ってでも120円でコンビニのジュース買えばいい。

例えば私はマッキンゼーという会社にいたんですけど、基本新卒1年目の社員でお客様のところにタクシーで乗りつけるみたいなことはありえないわけです。
でも、プレゼンのギリギリの時間で新しいファクトが見つかって、それに基づいてこのスライドを磨き上げたらクライアントってむちゃくちゃ喜ばれるようになる。

でも、電車で行ったらタクシーより30分かかってしまうので、このタクシーのスライドを作ることができないという話になればこのタクシーの金額がたとえ5000円かかったとしても、生きたお金になるわけです。

こういうふうに「投資とリターン」というものの中で生きたお金を増やしていき、死に銭はもう一銭でも使わないようにすることが人生を豊かにするうえで大事です。これ、僕は時間に関しても同じだと思うんですよね。

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生きた時間をどれだけ増やせるか?
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死んだ時間はもうどんどん節約するといいと思うんですね。
でも、生きた時間をどれだけ増やしているのかということのほうが大事なです。

だから死に銭を減らすことよりも生きた時間投資が増えているを考えていくことが人生において大事だと思っています。

生きた時間って何?と言うと僕は『LIFE SHIFT』( https://amzn.to/3RQBwJx )という本の中に書かれた自分にとっての資産が増えるかが大事なことだと思います。

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