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批判よりキャラ化して物語を転がす-293号-

(2023年6月1日の10分解説動画を記事化しております)

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全てはフリになる

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批判よりもキャラ化することで物語を回す。これがソーシャル前提社会の世の中の変え方という話をしていきたいと思います。「ショウ・マスト・ゴー・オン」ですね。

中田敦彦さんが松本人志さんへの提言ということから端を発していろんなことが起こっているわけなんですけど、その中でやっぱりソーシャルの時代の中のコメントの上げ方というのが箕輪さんと西野さんが群抜に良かったと感じました。

今世の中いろんなものが批判をボンボン投げれる時代になっている中で石の投げ合いになるのではなくて、どうすれば世の中が健全により良く回っていくかという型が見えたのでちょっとお話をしていきたいんですね。

これもけっこういろんな方々が知っていると思いますけど。中田敦彦さんが松本人志さんに提言という形で、今松本人志さんはお笑いのひと時代を作ったものすごい素晴らしい方なんですけど。

ザ・セカンドというお笑いのコンテストのいろいろある中で松本人志さんが審査員をやりすぎなんじゃないかと。審査員をやることによってその中に松本人志さんを超えるお笑いとか松本人志さんの理解を超えるようなお笑いが生まれにくい構造になっているんじゃないかということを批評されたわけですね。

この批評の中でやっぱり少しずつ感情的になっていく中でやっぱり中田さんのお笑いについての思いだったり、自分のエンタメに対する自負みたいなものがいくつか批判的に現れてそういったところが炎上のもとになってしまっているわけです。

あっちゃんに対して、まず箕輪さんがどういうことを言ったかというと、こういう言い方しているわけですね。

「SNS時代全てはフリになり、やがて回収される。そういう意味であっちゃんは最強のフリしてを作った。良くも悪くもそういうブレイキングダウン社会よね」という言い方をしていて。

つまり何かというとむしろプロレス昔だったらブレイキングダウン的というかプロレスという言い方をしていて。要は、世の中にある下の人間が上に挑戦状を多少無礼でもあり多少相手を傷つけるコメントも入れながら叩きつけることによって上が「かかってこいやー」みたいな形になる。

そうすることで今まで戦いが生まれなかったところに戦いが生まれて、その戦う中で新世代というのも出てくることもあれば、キングが挑戦者を完膚なきまで叩きのめすことによってキングの強さも現れるし。そこの葛藤の中でまた別の団体が生まれていくみたいなこういう物語構造ですよね、というものを示しています。

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