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意味のビジネスを作り出す3つの掛け算とは? -023号-


今日の1解説は『プロセスエコノミー』にとても相性がいい、「意味をずらすビジネスの方程式」です。

先日サロンメンバーに聞いた「本屋さんの意味って何?」というところから考えていきたいと思います。
先週平野啓一郎さんとの月一対談をさせていただきました。最近、「メタバース」が世の中で流行っていきています。平野さんは、8年前から自分と全く違う仮想世界の中に「別の人格」・「別の人間関係」・「別の価値観」を作る「分人主義」を提唱していました。
要は、個人という個として確立した自分ではなくて、自分の中に別れた自分がいるというように、自分を肯定した方が「全く新しい人間観ができるのではないか」と話しています。なので、メタバースやリモートが加速した時代に、平野さんがどう考えてるのかを聞いていきたいと思っています。
(書籍【私とは何か】

さらに、ABEMAの平石直之さんとの月一対談を追加しました。
ついつい素晴らしい方だったのでナンパしました。平石さんは、ひろゆきさんなど、個性がある方々の力を最大限に引き出して、ポジティブに相手を立てながらも、番組の時間内にキチッと結果を出しています。
このファシリテーション力の考え方に関する本は、なかなか表に出ないこともあって本当にオススメの本です。「なぜこういった構造分解ができたのか」という表の話は本を読めば分かります。なので、「なぜこういう力を培えるのか」、「これにより平石さんがどう変わったのか」にフォーカスをしてお話をしていきたいと思ってます。
(書籍【超ファシリテーション力】

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意味のビジネスを作り出す方程式
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で、今日のお話。来年、出版社を通して本屋さんの店長さんからプロセスエコノミーのご講演の機会を得ました。それで、「本屋の意味は本を買う以外に何があるのか」 ということを皆さんにご質問させていただいたのですが、皆さんから本当いろんなコメントをいただけて本当に嬉しいです。改めて僕も本屋さんに育てられたし、本屋さんの価値っていいなと思いました。
・本屋さんは新しい文化に出会うためのワクワクする場所。
・自分の潜在意識の合わせ鏡として見る場所
・自分がどの本に目に入るかによって自分が何を考えているのかが分かる場所。
・本屋さんが愛を持って本を集めてくださることによりワクワクをいただく場所。
・そういう本による偶然の出会いで新しい場所に行けるという出発の場所。
皆さんは、本屋さんで本を買うという機能価値にプラスαして、上記のような別の意味を重ねていると思います。このようなことを、どうやってビジネスに繋げるのかと考える時に、大事な方程式があるんですね。

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