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論破とコントラバーシャルの違い:バズる言葉の作り方-008号


本日は『論破と、コントラバーシャル(議論を引き起こす)の違いと大事さ』っていう話をしていきたいと思います。
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プロセスエコノミーが、本当にいろんな方に良く感じていただいたおかげで、本当にいろんな方と対談ができて、ありがたいことに最近の対談も、オンラインサロンハックの解説動画を記事化をしてくれてる、ギジロガーの方に記事化をしていただいて、こうやっていろんな方と、議論を積み重ねて、本をベースにして、新しい議論が生まれてくるっていうことが、とても嬉しいです。
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特に今回、「世界標準の経営理論」、これ本当にむちゃくちゃわかりやすくて、余談ですけど、この入山先生がやってる、ダイヤモンドオンラインの世界標準の経営理論の動画の講座がむちゃくちゃわかりやすいので、本に手が出せない人はぜひ、ダイヤモンドオンラインが月額1980円なので、入山先生の講座に入るだけでもおすすめです。
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入山さんの「ダイヤモンドオンライン

尾原さんと入山さんの対談記事(ギジロガーの橋本さんがライターをしています)

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▼論破の先にある、コントラバ―シャルとは?
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では、本題です。さっき話した論破って言葉が、現在ものすごい影響力を持っているんですが、世の中をプラスの方向へ導くためには、論破の先のコントラバ―シャル(議論を引き起こす)を大事にすればいいよっていう話をしたんですね。
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ありがたいことに、入山先生との対談の中で、価格にはもう意味がないんじゃなかろうか。本当に若い方がお金を払ってくださるものって何なの。ということを入山先生の基礎的な経済学の需要曲線と供給曲線。そこからでてくる、商品余剰。さらにそこから出てくる費用対効果。っていうですね、すごくシンプルな理論で、今の若い方の価値観の変化っていうものを鮮やかに示してくださっています。
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おかげさまで、NewsPicksで、半日で260Picksを超える勢いの影響力を持ってるんですね。そのときに記事化をしてくださった。橋本さん( Kumiko Hashimoto)がこの記事を書くときにすごく悩んだって話をしてくださったんですね。それは何かって、タイトルの「価格には意味がない?」「若者がお金を払いたいと思うこととは?」っていう部分で、今、バズる記事とか読まれる記事って、ひろゆきさんが論破っていうものを、ものすごいメディアを席巻してるように、言い切り型の方がみんなにウケるってのはあるんですよね。
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実際、今回の記事にしても、おかげさまでアクセス数も集まってるんですけど、1週間ランキングで見るとダイヤモンドさんは、ひろゆきさんのメディアばっかり。ひろゆきさん著の「1%の努力」ダイヤモンド社さんから出てる本は確か、30万部突破したのかな。っていうぐらい、ものすごくひろゆきさんの本もウケているし、今月にYouTubeで3億 PV だったかな。この前ひろゆきさんが言ってましたね。
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ひろゆきさんの動画が YouTube にあふれるみたいな感じになっちゃってて、その言説は何かっていうと、やっぱり彼の「論破」っていう論じて破る。つまり、相手が言っている常識とか、今まで思い込んできている、こうじゃないのってことを鮮やかに破る。
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一言でパーンと言い切る爽快感ですね。そして、常識を破られることで、ある種今まである権威みたいなものが、無効化して見える。みたいなことだったり。実際、みんながモヤモヤしていることをバサッと切り捨ててくれる爽快感で、 PV が集まるっていう構造はあるんですね。
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しかし、2つ意見があるんですけど、

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