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【ChatGPT×Midjourney】誰もが「 自分の感性を引き出す、磨く方法」を解説-163号-

ChatGPTやMidjourneyといった生成系AIがクリエイティブを変える時代に、僕たちが組み合わせの中で、より活き活きと生きていく方法を解説したいと思います。

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ChatGPTとは?
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GPTを簡単に説明しますと、脳みそというのは、相手の意図を汲んで、今まで学んだことの中からそれに合うものを返しています。
これと同じようにGPTは、1,750億ものパラメータを使って、Wikipediaやアメリカ版「2ちゃんねる」のようなところでの議論をギュッとデータで集めていくことによって、ユーザーの質問に合いそうな可能性の濃いの答えを出していくわけです。

例えば「りんごについて教えて」と言うと、GPTが持っているデータ空間の中から答えとして可能性が高いものを返すから、必然的に辞書的なりんごの定義になるということです。

でも、りんごについて聞きたいことって、本当はいっぱいありますよね。果物としてのりんごもあれば、アップルコンピュータのりんごもあれば、ミュージシャンの椎名林檎という意味もある。聖書においてものすごく重要な意味を持っている場合もあります。
したがって、可能性の中から「ここの部分を聞きたいんだよ」と投げかけてあげると、ちゃんと答えてくれるのですね。

例えば、「宗教におけるりんごの位置づけとは?」というように、「宗教における」という言葉を付けてあげる。すると、「キリスト教において」「ユダヤ教において」という話を返してくれるわけです。
だから、「たくさん持っている常識という可能性空間の範囲を限定してあげることで、濃い答えを得られるという付き合い方なのですよね。
そのため、文脈や前提条件を挙げるなど、「可能性空間の限定の仕方」が大事です。

これは僕がよく使う方法なのですが、

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