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西野亮廣さんに教わったBリーグにみるプロセスエコノミーの仕組み化-278号-
(2024年5月28日の10分解説動画を記事化しております)
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強さから接戦へのゲームチェンジ
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バスケリーグが売上高でランクを決めることがプロセスエコノミーを引き出すアーキテクチャになるという話をしていきたいと思います。いつもけんすうさんと箕輪さんと西野さんとでいろんな脳汁のタネを交換し合うLINEグループがあるんですけど、先日こんな西野さんからの話が飛んできたんですよね。
ブレイキングダウンが強さから物語にゲームチェンジしたように、バスケリーグのBリーグは強さから接戦にゲームチェンジをしました、というのがあり、これは確かにすごくいい視点だなと。
強さというところを魅力の源泉にしちゃうと強さを引き付けられるところが勝つわけですよね。すると結局大谷翔平みたいなスーパーヒーローが現れたとしても、日本からアメリカのメジャーリーグに行っちゃうしメジャーリーグの中でもドジャーズに行っちゃうというふうになる。
結局強さってお金を出せるところに引き付けられていくし、強さってお金があるところが強さを集めると、お金のないところが強さを集められないというふうになる。だから強さを物語の源泉にしちゃうと結局基本格差の中で埋もれてしまうんですよね。
あともう一個大事なことが強さを魅力に源泉にしちゃうと結局個人便りになっちゃって大谷翔平というヒーローがいるうちがいいんだけれど、大谷翔平が万が一でも怪我したらどうするんですか?
ないしは年齢によって引退したときに野球そのものの魅力がなくなるんですか、という話になるので、強さというのは一時的には物語を転がす魅力になる。でも、それ以外に魅力の源泉を作っていかないとやっぱり持続的にならないということ。
じゃあ、そのときに何が大事なんですか、というとブレイキングダウンがある種強さというものから、何くそ! と這い上がっていく物語性というところにゲームチェンジをしたこと。
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