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安売りヘトヘト競争から抜け出す3つの価格の矢の話-255号-

(2021年1月24日サロン向け動画を記事化しております。)

はい、どうも!こんにちは!

今日は西野さんのプペル歌舞伎が千秋楽をリモートで西野さんがストーリーを語るっていうやつが800円で7,300人集まったということで、それにちなんでどうやればお客さんが喜んで高いお金を払ってくれるか。

つまり、安売りのヘトヘト競争から抜け出すため。

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サービスの価値の基準
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このためには、価格っていうのは3つの矢から決まってるんだよーっていうことのお話をしたいと思います。

まずひとつ目の矢は何かっていうと「原価の矢」ですね。

例えば飲食店のご飯って大体食料品で30〜40%くらいで原材料費がかかるわけですよ。

そこに家賃だとか人件費とかが重なっていくとおのずとこれくらいまでお金を取らないと赤字になっちゃう、っていう原価の矢があるわけですね。

なのでついつい僕たちってお寿司とか食べにいくと、どれが1番原価率がいいかなぁーみたいなことをついつい考えて食べちゃったりしますよね。

基本的にお客さんを集めるために、原価に対して赤字を出してまでやるってことはあまりないわけです。

持続的にならない、だって商売が続かなくなりますから。

じゃあ次に何によって価格が決まるかっていうと1番大事なのは実は「お客さんが感じたメリット」、なんですね。

このメリットって2つあって、

①マイナスを減らしてくれたとき
②プラスを増やしてくれたとき

っていうのに価値を感じるわけです。

例えばわかりやすい話でいうと、自分でやろうとすると自分は時給1,000円で5時間かかります、と。これを3,000円でやってくれますね、ってなったら、2,000円得するわけですよね?

だから3,000円の値段を払ってもむしろユーザーにとっては2,000円も得をしたって思えるわけです。

ないしは、そのものを感じたことで友達と仲良くなった、とか自分の学力が増えた、とかこういうプラスが増えた時にどれだけの価値を感じるかっていうことによって値段が決まるんですけれども。

そうすると、元々かかったこの3,000円というのが原価ベースでみるとその人っていうのはものすごいエキスパートで、2時間で済ましてしまうねってなると3,000円お金を払ってくれるのに対して、実は原価が2,000円しか払っていない、使ってないねとなれば1,000円を儲けることができるし、更にこれをAIで自動化とかすると、AIっていうものを一回開発することは大変だけれども動かしても動かしてもコストは増えないので、どんどんどんどん利益率は良くなるっていう風になってくわけですね。

でももう一個矢印があるでしょ?
それは何かっていうと、「競合(ライバル)」なんですよね。

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ライバルと距離を取る
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