ライター向け写真撮影メモ〜インタビューカットその5「オフストロボで行こう」
これまでは、カメラにクリップオンストロボを取り付けた撮影方法を紹介しました。しかし前述のとおり、これらの撮影方法にはデメリットが多く、あまり仕上がりがいいとは言えません。
ワンランク上のインタビューカットを撮るにはどうしたらいいか。それには、カメラからクリップオンストロボを外して撮影する「オフストロボ」が有効です。
カメラとストロボを切り離すことで、明らかにこれまでとは違う写真を撮ることができます。
オフストロボでの撮影をするためには、いくつか機材を用意する必要があります。
●クリップオンストロボ
これは、現在使っているクリップオンストロボで問題ありません。できればマニュアルモード(Mモード)で動作できるものがいいでしょう。ちなみに僕が使っているのは、中国製SelensのMD-400というもの。マニュアルでしか発光しません。(参考→MD-400)
●ライトスタンド
ストロボを立てるためのスタンドです。ちょっと前まではプロ用の機材は高かったのですが、最近は中国製の安価なものが手に入るようになっています。(参考→NEEWER プロ ライトスタンド 6.23ft(190cm) アルミ製)
●アンブレラホルダー
ライトスタンドにクリップオンストロボを取り付けるためのホルダーです。これがなくてもストロボを固定することができますが、あったほうが何かと便利です。(参考→クリップオンストロボ 用 アンブレラホルダー)
最低でも以上3点があればなんとかなります。以下は、あったほうが撮影がより快適になるアイテムです。
●ワイヤレストリガー
無線でカメラとストロボを同期させるためのアイテムです。スレーブ機能があるクリップオンストロボならば、カメラのストロボと同期させて発光することは可能ですが、ワイヤレストリガーがあったほうが内蔵ストロボを発光させる必要がなくなり、ライティングが自由になります。(参考→YONGNUO製 RF603CII-C3 第二世代)
以上のアイテムがあれば、ワンランク上のインタビューカットが撮影できます。撮影方法については次回から。
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