RUN‼カズマール‼~7本目 中学生の長距離ランナーと疲労骨折~

どうも、広島県福山市で市民ランナーをしてるカズマールです。

このブログでは、私自身の陸上競技経験や市民ランナーでの経験を共有して、ランナーさんやランナーを家族に持つ方々のお役に立てればと思っております。
#陸上部
#カズマール
#広島県陸上長距離


さて、駅伝の強豪中学に入学し、チームは県駅伝で2連覇を達成しました。
かるく、これまでのおさらいを。

中1 自己ベスト 
1500m 4分53秒  
3000m 10分07秒

中2 自己ベスト 
1500m 4分24秒  
3000m 9分37秒


☆新チームスタート☆

県駅伝(中国中学校駅伝)は11月末、全国中学校駅伝は12月末(第1回からしばらくは開催地熊本)。

そこから正月休みを挟んで新年早々、賀茂東広島の新人駅伝が計画されていたので、全国が終わった後ばあちゃん家でゲームしたりしてダラダラしながら、少しジョックして…みたいな正月を過ごしておりました。

新年は、新人駅伝の試走からスタート。担当区間はエース区間の3区3.4㎞ぐらいのコース。

なんか正月休みから疲れがたまってるのか、ダラダラ過ごしすぎたのか、
足がだるい感覚があった。なんか走り始め重いんだよね。
走って体温まると治るんだけど、と言うような感覚。

新年早々の試走でもアップはそんな感じで重たい感覚。しかし試走が始まると、これを払しょくするように割と良いペースで走れた。
これなら本番もそこそこ勝負できるかなという手応えを感じ。


先生が車で他のコースを回るため、カズマ―ルは走り終わってからスタート地点まで3㎞ちょいを歩いて帰ることに。

ん?
なんかおかしい。痛い。

足を地面につくたびに激痛が走る。
なんか、歩けない。

打撲の痛みというより、痺れる痛み。

痛みが弱い位置を探りながら歩いていると、他の試走を終えた先生の車が来た。

「どしたんや?足痛いんか?」
「はい!地面についたらもう激痛です。」
「疲労骨折かもしれんのう。」


は?
マジか。

ちゃんと足を触ってみると、膝下の一番太い脛骨の裏側を触ってみると激痛。筋肉は痛くない。骨だ。

病院でレントゲンを撮ると、薄く雷みたいな筋が入っている。疲労骨折は折れてるわけじゃないんだけど、骨の密度が薄くなってるから激痛が走るんです。これ我慢して無理すると折れるよ。


マジすか。

ここから走れない日々が続くことになる。発覚したのが1月上旬。新人駅伝は回避。その後3ヶ月間、全く走れない状態になる。折れてるわけじゃないから歩けるけど、
①歩いて痛みがないこと。
②手で触って痛みがないこと。
③レントゲンで線がでないこと。
これが走れる最低条件だった。


できるトレーニングは限られた。
チャリ峠往復20㎞とか、プールなどのリハビリトレーニングのみ。一切走ることはできなかった。幸い、トラックシーズンまで時間もあったし、大きなレースがなかったのは救いだった。

あとから聞いた話だけど。
中国中学校駅伝、2㎞通過5分26秒。
あの光景を間近で見た他校の先生が
『中学2年生にあそこまで走らせたらかわいそう』
と言っていたらしい。

いやいや、あんた合宿でさんざん煽ってきましたがなーー笑

とにかく、負担が大きかったのと、
当時168㎝43㎏しかなかったので
#もやしっ子の極み

そもそもそのスピードに耐えられる筋肉、体ができていなかったのだろう。
その3ヶ月で5㎏増えて48㎏になりました♡


思い返せば、中国中学校駅伝前もシンスプ気味で足が痛いっていう感覚はあった。走れないほどじゃないから走ってたけど。
これが前兆だったのかと後から思う。

走れない悔しい日々を過ごして、いよいよ中学生最終年度、
3年生になっていくのでした。

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