RUN!!カズマ―ル!!!〜3本目 伝説の駅伝シーズン〜

どうも、広島県福山市で市民ランナーをしてるカズマールです。

このブログでは、私自身の陸上競技経験や市民ランナーでの経験を共有して、ランナーさんやランナーを家族に持つ方々のお役に立てればと思っております。


さて、『3本目』の今回は中学の陸上部に入った少年カズマールが初めての夏を乗り越え駅伝シーズンを過ごすまでのストーリーです。

どうぞ最後までお付き合い下さい🙏
#ラジオか

中1の夏までは1500mを中心に大会へ出たカズマール。
ベストタイムは4'53"。県大会予選落ち。

1本目で綴ったように最寄りの中学は広島県内強豪校だったんす。
しかも、東広島市周辺の地域(賀茂・東広島)はやたら駅伝が強くて、

『賀茂・東広島を制する学校が広島県を制する』

と言う感じだったんですよね。
#事実2023年現在もそんな感じぃ

夏🌞といえば『走り込み』
あっ、へーーー、うん、そうなの?
って感じだけど、もちろん当時から今も
そんな風習があるんだよね。

夏=暑い🫠
長距離は暑さで体力を削られて良いタイムは出ない時期。
※全国大会はこの時期にあるから、そこで結果出せるやつマジリスペクト🫡

賀茂・東広島地区のライバル校と直接合同合宿をしたりして、お互い手の内を見せ合いながら切磋琢磨。
#峠越え20 ㎞は今思い返しても地獄だった

そんな夏休みを経て9月。
朝晩の気温が下がってきて走るには気持ちの良い時期に入っていく。
#この時期の空気はドキドキする
#ドキムネセプテンバー

当時、毎年9月に賀茂・東広島中学生ロードレース大会があったんです。
学年別でスタート、同級生同士で競う大会。4km。

入学当初は1000mばっかでどちらかと言うとスピード重視だったけど、夏の練習は距離踏み中心。
5000mペーランや、10km、20kmロード。山間部に位置する地域ならではの起伏に富んだロードコースは、どこを走っても良い練習になったよね。
#今も平坦よりアップダウン好き

4㎞のロードレースでは、3位入賞🥉
ここに来て一気に同年代の上位にランクイン。

そこから、チームは11月末に開催される
『中国中学校駅伝🎽』
=広島県中学駅伝へ向かっていく。

地元賀茂・東広島地区で県大会の前哨戦は2度。
そこへ向かうまでの2ヶ月間、練習もどんどん質が上がっていく。

2個上の坂本キャプテンは、県大会3000mで8分台を叩き出し、エースのオーラ・風格半端ねぇ。
当時中学生で3000m8分台は県内に数名しかいない時代。
ただこの年代の3年生は8分台のバーゲンセールw
10人以上が出したんじゃないかな。
そのなかには、高校の先輩で日本大学箱根駅伝4年連続5区山登りを担当された渡邊尚幹さんや山梨学院から中国電力で活躍された尾崎さんもいた。
磯松のレギュラー格は皆3000m9分30秒以内。

私カズマールは1本だけ走ったレースで10'07"。
これが1年時のPBだ。

『賀茂・東広島で勝ったチームが県大会を制する』

県大会前、2度の前哨戦で、磯松はいずれも大和に競り負けた。

2敗したまま、県大会を迎えることになるわけ。
しかもこの年1993年は、第1回全国中学校駅伝が熊本で開催される記念すべき年だった。
当時の事はとても良く覚えていて、何回か県駅伝の試走にいき、私は8人の出走メンバーには入れず補欠だった。

大会前、2敗している大和中学に勝つには?おそらく先生もかなり悩まれただろう。でも、スラムダンクの安西先生ばりに作戦が告げられる。


ちょっと、この回は長くしたいので(笑)
次回へ続く。

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