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不定期サバティカル日記72 (定年退職者+失業者+主婦)÷3な自分

2022年10月1日に始まったサバティカル休暇も70日を超えて、ある種の安定が見えてきた気がします。そこで

「サバティカル休暇ってどんなかんじなの?」と友達に聞かれたらなんと答えるか、考えてみました。それが、

定年退職者と、失業者と主婦を足して3で割った感じ。

です。

まずは定年退職者。これはわかりやすいですよね。頭も体も元気なのにお休みしていて、毎日が日曜日です。

旅行をして、本を読んで、釣りに行って、犬を散歩に連れて行って、時々、友達と飲む・・・。本を書くという義務というかタスクはあるけれど、編集者さんとの打ち合わせが毎日ある訳ではない。一般の人が想像するような定年後の生活と変わりないと思います。

次に、失業者。これはどういうことかというと、1年のサバティカル休暇が終わったら復職する予定なんですね。そこが定年退職者と違うところです。ですので、仕事に関する知識やスキルを、完全にロストしてしまうことはないんですね。なので、読む本も、フィクションよりはノンフィクションに少々偏っていると思いますし、Google アナリティクスやTableauも開くことも多いです。(ま、本を書いているということが大きいですが。)

そうしたスキル維持の一環で、仕事関連のブログを、それほど頻度は高くありませんが、書いています。まるで、その姿は、職を得ようとスキルを高めようとしている失業者の人と相当重なると思います。(重ならないのは、収入が激減することは承知の上だったので、金銭的な心配はしていない。というところです。)

3つ目の主婦。サバティカル中に料理が上手になりたい。ということは過去の日記でも書いたことがあるのですが、料理に加え、いくつかの家事を自分の(家庭内での)仕事にしています。(主婦の人から見たら笑っちゃうくらいに家事全体のうちのごく一部ではありますが。)例えば、水曜日のペットボトル捨て。(家中の空きペットボトルをかき集め、ゴミに出します。)、例えば、朝食の食器洗い。これは、毎朝やります。例えば、週に一度のキッチンの比較的真面目な掃除。1時間くらいかけて、コンロからワークトップから、シンクまできれいにします。

買い物も好きで、うちの奥さんが行くときには時間の合う限り一緒に行くようにしています。何しろ、料理は買い物から始まりますからね。という訳で、そこだけ観ると、主婦見習いのような感じです。

という訳で、これからサバティカルを取る方も出てくると思います。自分はどんな感じになるのかなぁ、とおもったら、

(定年退職者+失業者+主婦)÷3

と思っておけば、それほど現実とは違わないと思います。

ではまた。

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