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ほぼ毎月どこかで登壇している私がウェビナーを成功させるために気をつけている2つの「姿勢」

日本のTableau界に「Data Saber」という非公式な資格?(称号?)がありまして、私もその末席を汚しております。Data Saberは徒弟制で増えていきますが、Data Saberの称号を得た人が、その後どのような活躍をしているのか?をまとめた素敵なVizがTableau Publicに上がっています。
私のはこんな感じ。カッコいい。(もちろん、Vizが ^^;

DataSaber Dashboard

そのVizの元データを整備するために、登壇、執筆、イベント参加などをまとめてみたら、結構セミナーやイベントで登壇していました。また、カウントしていない自社主催セミナーへの登壇や、オープンにできない「お客様に対するウェビナーやトレーニング」なども相当数あります。

登壇後、主催者がアンケートを取ってくれた場合、必ず「満足度」はチェックしていますが、有り難いことに毎回、なかなか良い評価を頂いています。

前置きが長くなりましたが、そんな「ヘビースピーカー」の私が、ウェビナーを成功させるために気をつけていることをつらつらとシェアしたいと思います。

まずは、このエントリーで「姿勢編」、別エントリーで「コツ編」をお届けします。

どこかの誰かのために少しでも参考になったら嬉しいな。

「これでコケたら終わり」と思って取り組む

最近Spotifyでヘビロテしてるヒグチアイさんのインタビューにも出てくるのですが、ウェビナーは毎回、どんな小規模でも、尺が短くても「これでコケたら終わり」と思って取り組んでます。はい、これは自信を持って言える少ない断言ネタの一つです。

主催者側の人にはそのイベントを成功させたいという強い希望があって、登壇者には「一定以上の満足度を取ってね♡」という期待があります。実は、これまでに一度も、主催者の人から直接そう言われたことはないのですが、ま、そうですよね。その期待を裏切ると、単純に次からは声がかからなくなります。ま、それもそうですよね。

現代はSNSが発達したこともあり「評判が通貨」です。良い評判は広がり、悪い評判はそれよりも早く、大きく広がります。一度でも「木田さんのセミナー聞いたけど、ま、普通だったよ」となると、その一度のセミナーの主催者、そのセミナーのオーディエンスの方に評判を落とすのだけではなく、その後の打撃も大きいですね。

なので、ウェビナーが初めての方、まだ、登壇回数が多くない方はより「これでコケたら終わり」と思って全力で準備するのがいいかな、と思います。
全力で準備できない状況ならば引き受けない。のも一つの選択肢だと私は思います。

熱意を込めて話す

職業柄?他の人のウェビナーも聞きますが、特にウェビナーで大事だなと思うのが、登壇者の「熱」です。

というのは、実は、頑張って準備したウェビナーの満足度が高かった」は、全体の到達点から考えると五合目でしかありません。ウェビナーを聞いてくれたオーディエンスが自社に戻り、得た知識を業務で活用してくれること。が本当の到達点です。

そこで大事になるのが登壇者の「熱」なのではないか?と思います。登壇者が淡々と、面白そうでもなく語る内容やコンセプトを、オーディエンスは自社でやってみたいと思うでしょうか?ウェビナーに登壇する機会を得たということは、その分野の専門家だということです。多くの場合、その仕事が「好き」なのではないかと思います。

その「好き」を「熱」に変えて、オーディエンスを動かすようなウェビナーができたら最高なんじゃないかな?

後編の「3つのコツ」に続く。)


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