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自信をつける方法

今日は、子どもたちの運動会があった。3年ぶりに開催されたということもあり、親としても感慨深いものがあった。子どもたちの本番でのパフォーマンスを見ているだけで、そこに至るまでの練習や努力といったプロセスの裏側までが伝わってきたので、それだけでいい一日を過ごすことができた。

そんな中、気になったのが、堂々と大人顔負けで、自信をもって発言したり、競技に臨む生徒がいる一方、反対に自信がなく競技に臨んでいる生徒もいて、その差は見ていて一目瞭然だった。自信をもっている生徒は緊張しながらも、今自分が出せる力をすべて出そうとしていて、どこか凛としている。自信のなさそうな生徒は、下を向いたまま背筋も曲がっている。
そして、それがそのまま競技のパフォーマンスに直結していた。背筋が曲がって自信のない子が、背筋がしっかり伸びていて凛としている子に勝ったレースは1年から6年までの全レースにおいてなかった。

これほどまでに、姿勢や自信などといったものがパフォーマンスに影響するのであれば、やはり無視できないことである。そこで今回は、自信のつけ方を、また今までとは違う視点でご紹介したいと思う。

・視点を変えて自分自身を認めることから始める
長所を書き出してみる。また、コンプレックスに思っていることも書き出してみる。そして、コンプレックスはその視点を変えてみる。
・忘れっぽい⇒切り替えが早い
・飽きっぽい⇒好奇心が旺盛
・プライドが高い⇒信念を持っている
など、あなたの持っているのものはすべて長所だということに気づいてみる。

・環境を変えてみる
自分の周りを自分の理想となるように整えていく。人間は、普段から見るもの・聞くもの・触れるものに似ていく習性がある。ここに部屋を掃除することの重要性も隠れている。汚れているものに囲まれていると、自分もそれに似ていってしまう。

・自分の発する言葉を変えてみる
あなたの言葉に一番影響を受けている人は誰でしょうか。それはあなた自身だ。
「ごめんね」
「よかったら」
「疲れた」
「だるい」
を、
「ありがとう」
「是非」
「最高」
「楽しい」
などと、普段からポジティブな言葉を使っていくことで、自分自身を整えていくことができる。ネガティブな発言をポジティブに変換して発するように工夫してみよう。

・成功体験を積む
多くの人にとってチャレンジすることは怖いことだ。それは失敗するかもしれないという感情からくるので、その恐怖心を克服するために、小さくていいので、自分が今日成し遂げたことを毎日ノートに書く出してみよう。
・朝時間通りに起きれたこと
・自分から挨拶ができた
・靴を磨いた
など、どんなことでもいい。
いつしかノートを振り返った時、これまでにあなたが成し遂げてきたことの数に驚かされるだろう。そのノートはあなたの将来のかけがえのない資産となる。

・根拠のない自信をもつ
根拠のない自信は最強だ。なぜなら、絶対的な自信でなくならないからである。この根拠のない自信を養うには、「自分との約束を守る」ことだ。他人との比較でなく、自分に根源がある自信だからだ。絶対にできる約束を自分自身に立てて、守ったら自分自身をほめる。その繰り返しが根拠のない自信につながっていく。
たとえば、今から100m走で、オリンピックに出るという約束は非現実的だが、今日中に、100mを走るというのは実現可能な約束となる。
小さなことも積み重ねれば、気付いた時には大きな自信を獲得しているだろう。

自信はあなたの人生を変えてしまうほど強力な武器となる。そして、これは理想の人生を叶えるためのスキルである。つまり、決して生まれつきのものではなく、身につけることができるのである。是非、試してみてほしい。


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