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コンディショニングを整えよう

各地方大会も終わり、夏の甲子園がまさに始まろうとしている。高校球児にとっては本番となり、エンジン全開でパフォーマンスを発揮することになるが、一方で、夏のこの気候というのは、知らず知らずのうちに大きな負荷がかかり身体をかなり酷使している。

そこで重要なのが、「コンディショニング」である。コンディショニングとは、身体を安定させることで、そのためには調子の波を小さくすることが大切だ。しかも、その波はなるべく高いところで小さくさせるのが理想だ。

よく「心・技・体」といったもので、それぞれが密接に関係している。それぞれに、影響しているのが、内的要因と外的要因の2つがある。
あるとき、ジャイアンツのエースである、菅野投手がテレビで、「この心・技・体の中でも、僕は特に体にフォーカスして力を入れている」というのを聞いたことがあった。
続けて、「身体が強くなれば、折れない心も作り出し、技も磨かれる」といった趣旨のことを話されていて、なるほどな、と感心させられた。まさに、「結果は状態に比例する」というのを、実践されていたのだ。

状態は理性に従うとは限らないが、行動には必ず従う

これは、行動心理学20世紀最大の発見と言われているが、知ってか知らずかはわからないが、菅野投手は実践していた。そして、強い身体を築いていく中で、心と技にも普及してそれぞれを相互的に磨いていっているのだろう。

身体を鍛えていく以外で、コンデションを整えていくこととして、「血を整える」ことも効果的だ。
血糖
血圧
血流
これらを安定させていくことが重要となる。具体的には、白い砂糖・農薬・食品添加物に気を付けた食事を心掛け、水をたくさん飲むことが望ましい。
そういった規則正しい生活を心掛けることで、自律神経のバランスを整えていくことが大切だ。
また、自分なりのストレス発散方法を自分で分かっているとよい。

人間には波がある。ただし、その波を調整して小さくし、なるべく高い位置での波に乗ることができれば、安定したパフォーマンスが発揮でき、自分の自信にもつながるだろう。そのためにできることは実践してみよう。どれも小さな積み重ねでしかないはずだ。

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