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気絶が遅刻を笑って許している理由

何故か日本において遅刻は厳しく咎められることが多い

1分の遅刻を咎めていいのは、約束の終了時間を1分も違えずに守っている人だけだと思うけど、そういう人はあんまりみたことないよね
まあこれは今回関係ないから言及しないけど

そんな風潮もあり、多くの日本人は理由のない遅刻を絶対悪だと考えている
なんとなく遅刻する、ということに必要以上に罪の意識を感じている人も多い

でも人間は遅刻をする生き物なのだ
頻度の差はあってもそれは事実だし、それだけで人間性が決まるものではない(あたりまえ)

もちろん「絶対に遅刻できない局面」というのはあるよ
それはわかる
でも仕事って日常なんだから、そこまで遅刻に対して過度な緊張感を持つ必要はないと思うんだよなあ
もちろん仕事にもよるとは思うけど

遅刻を悪だと思い込んでいる人ほど、自分が遅刻する局面になったときには遅刻になんらかの理由をつけたがる
こういう人たちは「寝坊」とか「ぼんやりしていたから」というのは遅刻の理由としてふさわしくないと考えている
だからそれを誤魔化してしまう

体調を崩したとか、不測の事態が発生したとか、遅刻に相応しい(と自分が考えている)理由をでっちあげる
体調不良を理由にしちゃったら、結局その日は1日休む羽目になっちゃうよね
それって誰も得しないんだよなあ

「えへへ遅刻しました!」って笑いながら報告できる雰囲気だったら、お客さんも他のメイドもそれを笑い話にかえることもできる
でも休んじゃったらその日お客さんに提供できる価値はゼロになってしまうんだなあ

遅刻してでも気絶に現れるメイドは、褒められるようなことこそしてないものの、視点がちゃんとお客さんの方を向いているメイドなのです
それは気絶メイドであることの最低限の条件でもあります
おれは遅刻してるのにちゃんとメイドしに来るだけでも大したものだと思っているので29分までの遅刻は時給を削ることもしていません

これらは気絶の裏テーマのひとつ「仕事の再構築」にも深い関係があります
気絶はおれがストレスを感じない職場がほしくて作ったお店
嘘をつかせるのもストレスだし、嘘をつかれるのもまたストレスなのです
おれは傷つきたくないし、遅刻したメイドにもそんなことで消耗してほしくない
気絶ではその分のMPをお客さんを楽しませることに使って欲しいのです

これが遅刻を笑って許している理由
ちゃーんと裏付けがあるのですよ、実は

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