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世界の行方

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世の中のこと、未来のことに対する様々な思い
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2024年5月の記事一覧

千年の時空を超えて今に伝わってくる叡智。

春日大社と空海展へ。  空海が関わって制作されたとされる神護寺の曼陀羅が、修復作業を経て…

佐伯剛
4週間前
9

闇の深さと、色相の繊細かつ豊かさ。

嵐山から嵯峨野は、観光客で溢れかえっているけれど、清涼寺あたりまで来ると、それほどでもな…

佐伯剛
1か月前
2

レトロでアナログだけれど新しい世界!?

これまで世代論について、あまり深く考えたことがなかった。  交遊関係にしても、年代で分け…

佐伯剛
1か月前
1

縄文人には見えていて、現代人には見えていないもの。

先ほど書いたことの補足だけれど、今回、北海道でもオーロラが見えた。  私は、自分でも縄文…

佐伯剛
1か月前
7

人間の目には見えない宇宙の真理

 太陽フレアの大爆発によって、低緯度でもオーロラが見られたというニュースが、各地から届い…

佐伯剛
1か月前
5

情報として表に出てこない日本のリアリティ

日本という国は、いくら都市化が進んでいるといっても、国土の70%以上が山岳地帯であり、島…

佐伯剛
1か月前
3

今年の木村伊兵衛賞作品展の哀しいまでの空疎さ。

 昨日、池袋の新文芸坐で、小栗康平監督の「眠る男」と 「伽倻子のために」の デジタル4Kレストア版を観る前に、銀座に立ち寄って、木村伊兵衛英賞の受賞展を観てきた。  そして、会場に入るなり、その空疎な内容に呆然。ポスターのような無機質な写真が掲示されていて、モニターに会場内を写しているような画像が流されていたから、ここは展示の入り口のようなもので、部屋の向こうに、展示会場があるのかと本気で思った。  世間の関心はわからないが、写真の関係者なら木村伊兵衛英賞のことは少し関心事で