見出し画像

パイプ煙草をどこで吸おうか

パイプ煙草を吸い始め、早半年
私は結婚もしており子供も今年産まれた30代に足を突っ込んだ都内在住のメンズである。

パイプ煙草最高!みんな吸おう!
という啓蒙を含めたこのnoteをシコシコ始めつつも、全てのスモーカーが痛感しているであろう問題は避けて通れない。

それは喫煙場所難民問題だ。

知っての通り世は大禁煙時代だ。

私が大学生の2010年代でさえ、入学当初は死ぬほどあった喫煙所も卒業する頃にはほとんど排除されており、ああもうどうしろとフィルターを噛み締めていた。

そんなこんなで時が流れ、2020年4月からとうとう屋内での喫煙が禁止となった。
街からは灰皿が段々と消え失せ、それでも青山や原宿からは灰皿全然消えねぇ、渋谷区にはきっと喫煙大好きな権力者がいるのだろうなぁと感じる日々がきてしまった。

そうするとどこでパイプ煙草を楽しめば良いんだ!
と地団駄踏む人口密集地に住むスモーカーは多い。

どこで吸えばいいんだ!!

そりゃ広大な土地を持ちゆっくり庭や屋上でパイプをふかす晴耕雨読の生活は常に夢見てる。

奥さんからは臭いと虐げられ、
職場では遠い喫煙所にせっせと足を運んでいるすべてのスモーカーにわたしは全力で寄り添う。
吸うならここがオススメだぜ!っていうところを書き殴る。
そしてパイプスモークをするとニコチン依存が割と薄くなるから街で喫煙所探さなくてもよくなるぜ!というのもアピール。みんなパイプスモークしよう。

そんなとこで吸うな!っていう意見は当然あると思うが、人っ子1人いないというのは最低条件である。

深夜の公園


子供を寝かしつけ、奥さんも寝た頃、静かに家を抜ける。人っこ1人いない公園を目がけ歩き始め、ベンチに腰掛け、せっせとタバコを詰め、数回火をつけ、ゆっくりと1時間ほどパイプを楽しむ。
特にこの時期は気候も穏やかでオススメ。
時々ベンチで寝てる人がいる。最近は横になれないベンチも増えたよね。
お気に入りのコーヒーをタンブラーに淹れて、夜な夜な家を出るのだけど、そのコーヒーを淹れてる時間は最も幸せな時間の一つかもしれない。

個室ビデオ

これはオススメ。
漫画喫茶でもいいけどより密閉感を求めるなら個室ビデオがいい。
個室ビデオはターゲットがゴリゴリ男性であって当然禁煙の波など存在しなく、喫煙での利用は当たり前にある。飲食ないから条例適用されないんだと思う。
私は時々出社するフリをして会社ではテレワークの体で個室ビデオでパイプを吹かしながら仕事をしている。最高だ。
もちろん個室ビデオ本来の利用をしてもOKだ。

ホテル

都内だとだいぶ減ったが地方だと俄然喫煙の部屋がある。
出張のあるビジネスマンはチャンスだ。
私は月に数回出張があるので、喫煙の部屋をとり、会食や打ち合わせを華麗にこなし、少し酔いながら部屋でゆっくりとパイプをくゆらす。
ああ、いつか自分の家でパイプを吸える場所を作るのだ、と夢見てるが恐らく屋外での喫煙になるだろう。そんな中ベッドもソファーもあってパイプを思う存分燻らせられるのはホテルくらいではないか。
パレスホテルとかのハイグレードなホテルも未だに喫煙部屋はあっていつかはこっそり泊まってみたい、当然奥さんも子供もついてこないからね。

キャンプ

室内で燻らすパイプもいいけど、屋外で燻らすパイプも格別だ。
私は元々キャンプは好き家族でもソロでも時々出かける。
登山でもソロでテント泊をするが、山のキャンプエリアは場所も限られており、人気のシーズンだと結構ギュウギュウになるのでパイプは割とにおいがキツイので憚られる。
平地でのキャンプ場で人気のない所を狙うとスペースも空いているので思う存分パイプを吸える。
前日からどのパイプを持って行こう、どの葉っぱを持って行こうとあれやこれや詰め込み、昼過ぎにキャンプ場に着き、パイプを咥えながらテントを建てる。何をするでもなく焚き火をくべ、夕暮れと共に飯を食う。ボンヤリと焚き火を眺め、数ボウル吸い終え、焚べる木も尽きたころ、いつもより数時間早く寝床に着く。
朝起きてパイプに火をつけ、コーヒーを挽き、朝飯を食べる。
テントを片づけた後、チェアだけのこし最後に1ボウル吸い終え帰路につき、温泉でも入って家に帰るのだ。
ああ最高だ。


そんな感じである!
好きな場所で思う存分燻らせる環境は常に探し続けている。
家で吸えるのが1番いいなぁ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?