映画「鳩の撃退法」の推察１

この先ネタバレがあります

公開日からさんざん語り尽くされているとは思いますが、私個人としてはライターさんの考察や他の人の考察はほとんど見ていないので、超個人的な感想を気ままに書いています。思慮深いほうではないので、いろいろ間違ってたらごめんなさい。

考察① 津田伸一が書いた小説は、どこまでホントだと考えるか？

結論から言うとすべて小説〈ウソ〉。津田伸一という小説家がいて、小説を書いたという事だけが現実〈ホント〉だと思ってます。

個人的に、この話は３層になっていると思う。

脚本家が、脚本家が主人公のドラマを書いて、その劇中で書いた本の内容が「富豪教師Ｑ」みたいな？（分かる人にだけ分かればヨシ）

①津田伸一が小説を書いた。
②上記①の劇中が、主人公が小説家で、小説を完成させるまでの過程が描かれている。
③上記②の劇中が、一家失踪とニセ札の話（＝鳥飼が読んでいる原稿）

②と③の分離が、沼本がいるドーナツショップで津田が２人になったところからで。あとオリビアで津田が「俺が知っているのは…」と列挙して鳥飼と加奈子ママに説明したところが一番整理されているなと思う。ただシーン毎だと、②と③の境界は何回観てもわからない(笑)

こうして自分の頭の中で思っていることを活字にしてみると、思考が整理されていいもんだな～。

また時間見つけたら投稿します。