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自分で自分の、働く場や共に仕事する人を自由に選んでみる

リモートワークが続く方、家は楽だけどなんかしんどいこともあるな、と思われてませんか?楽だけどしんどい。テレワークってなんかそういう感じありますね。

わたしは会社との繋がりはないものの、仕事環境としてはテレワーク民と同じような感じで、「ラクだけどしんどいことも結構ある」はわかります。

そんな「ラクだけど、しんどいことも結構ある」を解決するため、時々コワーキングスペースを契約してることもあったのですが、去年だか数年前だかにコワーキング界に黒船が到来し、それがWeWorkでした。

先日、ずっと気になり続けていた「WeWork」というワークスペースのツアーに行ってきたので、今日はその感想です。

WeWorkもコワーキングスペースといえばそうなのですが、ビック感が桁違いです。なんせ黒船です。

29カ国111都市に528カ所以上の物理的な拠点を有し、50万人の会員にコワーキングスペースやWeWork Commonsというコミュニティーを提供している
引用:ウィキペディア

とりあえず、世界や全国に拠点があり、月額いくらかでどの施設も利用できたり・・・という、ものすごい大きなワーキングスペースなのです(ざっくり)。

閉塞感とはさらば

家でのテレワークが長く続くと何がしんどいって、広くはない部屋で、生活にまみれながら作業し続ける閉塞感です。

どう工夫しようとも、家は家。あらかじめ作業スペースを用意できてればまだいいですが、居住空間とワークスペースが同じだと、色々な支障が生じがちです・・・。

WeWorkは、WeWorkという名前だけあり、まじでWeWorkでした。

広さが半端なく、おそらく同じスペースにかなりの人数がお仕事されてる様子でしたが、開放感とWeWork感がすごかったです!!

みんなで仕事してるグルーヴが貴重

当然ですが、コワーキングスペースにいる人たちというのは、全員が仕事してます。

当然ですが、でもこれが当然じゃなくなる時、たとえば家族だったら、「全員働いてるあの雰囲気」も当然じゃなくなります。家事を仕事とする職種もありますが、オフィスワークではないので、グルーヴが違うのです。それが、リモートワークが長引けば、辛くなる1つかもしれぬ、とわたしは感じます。

会社の何が貴重って、「全員仕事に集中してるあの雰囲気」です。グルーヴ感。

WeWorkくらいスペースが広ければ、そのうねりもかなりのものでした。貴重です。波長ってあるんだな、を肌身で体感しました。

総自営業者・起業家時代か

少し前、会社も雇用形態を請負にもしますよ、というのがありましたね。会社が直接雇用するのではなく、自営業者と会社が契約するというスタイルにするというやつです。

会社に雇用されて自宅でテレワークする
自営業・起業してコミュニティスペースでワークする

こう並べてみると、真逆の働き方が、世の中でどんどん広がっていることに気づきました。

会社に雇用されてコミュニティスペースでワークする
自営・起業して会社でワークする

次のハードルとしては、こんな入れ替えもこれからより増えていくのかもしれません。

まだ全然途上だとは思いますが、起業して、どこかの会社と契約して、ちょっとした常駐で仕事するとか、会社に雇用されてるけど、自分でワークスペースは選べるようになると、もっと風通しの良い働き方が実現できそうですよね。

コミュニケーションがセット

ていうか、WeWorkには夜のある時間以降になると、開放される無料のビールサーバーというのが設置されており、「そういうのもセット」になってる感が斬新でした。

「みんなそれぞれの仕事してますけど、交流するのが前提ですよ」という、セッティングがすごいです。

会社や仕事って「なんだかんだで身内で集まりがち」になるので、実際はどうかわからないですが、セッティングは重要です。

なんだか、作業するスペースの確保というより、人脈というか、交流というか、コミュニケーションをまるごとレンタルするというか、そこにお金を使う時代なんだなぁというのをありありと実感したのであります(WeWork、利用料もすごい)。

メンバー同士の集い

これからのお金の払い先、仕事の着地点は、もうまじでこれなんだ、です。

自分で「どんな人とはたらくか」をワークスペースごと自分で自由に選べるんだな、というリアルさよ、です。

しかし、現地に行くって大事ですね。見学できてよかったです!

それではまた明日〜