ローカルのルール

こんにちは、かぜのたみです。

昨日は、「朝みんなでゆるく話す会」を開催しました。もの選び、持っていないもの、習慣などなどについて話していると、あっという間の2時間でした。

お集まりくださった皆さま、ありがとうございました!


今日は、これからの世をサバイブするのに知っておくと、ミニ生きる知恵になりそうな話題です。

生活コストを低く抑えるには、個人の消費だけでなく、ローカルのルールも理解しておく必要があります。

私が以前移住したある地域は、10年ほど前まで、移住者と地元の人とで水道代が2倍違った、ということを聞いたことがあります(移住者の方が2倍)。

はたして事実だったかどうかまでは調べていないですが、火のないところに煙は立たずで、こうした話が出てくること自体が、あれやこれやを物語っています。

これも1つのローカルのルールです。行政も含めた地域全体が、つまり外からの新しい人をかなり嫌う傾向にある、ということでしょう多分。

打って変わって、大阪市内の賃貸物件に住んでいると、水道代がサブスクであることが多い気がします。ワンルームの賃貸であれば、管理費のような形で水道代1800〜2000円込みの家賃になっていがちなのがローカルのルールです。

これらのように、微妙に見えにくいコストがあります。

ですが先に気づいておけば、Googleマップと検索を駆使すれば、6割程度は調査可能ではないかというのが私の体感です。

だいたいは部屋を選ぶだけで精一杯ですが、こうしたことの蓄積もバカになりません・・・。


と書いたところでふと、漱石の『草枕』を読んだところ、冒頭のこんな文章が目に留まりました。

住みにくさが高じると、安い所へ引越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。

夏目漱石『草枕』

まったく人の世は、です。

注釈:うかつに引用しましたが、文中の「安い」は金額ではなく、「(気)安い」だと思われます。



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↓noteは暮らしやお金にとどめておき、その他はこちらにしようかなと思って書きためています。のちのちはKindle本にまでまとめたい計画・・・・。