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投稿に向けて・・この記事・有料にしてもいいですか?


○プロローグ
ふとしたきっかけでnoteにお邪魔するようになって、システムもよくわからないままにイラストやら、動物のことやら、大昔の漫画とかの投稿を始めて数ヶ月・・・

つい先日、旧いPCのデータを見ていたら・・大昔にスキャンしたままのファイルを発見しました。「あ、、今度はこれを投稿してみようかな?」・・と
思ったのが地獄の始まりでした!
前言撤回!愉しい日々の始まりでした!ハイ☆


そもそもそのスキャンしたままのファイルなど、そのまま使えるワケではありません。「修正作業」が必要なのです。

どこにも誰にも受容などないと思われるそんな話をするのが
今回のテーマです。

関連があると思われるのは「遺跡発掘作業」でしょうか?否、すでに発掘はされているわけですから作業も容易な筈です!
まずはざっと分量を・・・多い?! 400ページは超えています・・ってか全てのページではなく、100枚も未発掘のスキャン無しのページが残ってるではないか?!
そいつを発見しないことには作業などできないではないか!!

私の発掘作業が始まりました。
「確かここいらにあったような気が・・・?」などと、押入れの魔界に足を踏み入れ・・否、足ではありませんが、(押し入れの天袋でしたので足から踏み入れるととんでもない体勢になります)やみくもに積みあがった原稿の入っていると思われる袋入りのブツを捜査します。

コロナ禍の中、マスクもしないで長年にわたって積みあがった埃を堪能しつつ、、ついに発見☆ ・・感動するにはまだ早すぎる!w

スキャン作業に入ります。枚数は約100ページ。 B4も可能なコピー機は壊れたままなのでA4までしか出来ない複合機で開始です。時には同じ原稿で2回の作業が必要となります。どこまでを取り入れるかの工夫が必要でもあり要した時間はほぼ3時間。
PCに取り込んだデータをUSBメモリに取り入れ・古代のPCに挿し入れます☆

で、、作業を始めようと思って取り入れたUSBの画像を見て愕然?!
画像の解像度が低くて使い物にならないのです?!でもこんなことで負けてはいられません!3時間がかりで取り込んだデータは破棄してすぐさま新たに設定仕直した解像度のもとにスキャン再開☆   ・・・終わった・・・
今度は約2時間で終了!(否、これからが始まり!)。

作業場はもはやネットも困難な古代のPCです。当然、作業に使うソフトもフォトショップの初期の頃のサービス品を使います(エプソンのコピー機を買ったときにおまけで付いていました)。なぜそんな古代ソフトを使うのか?というと、簡単過ぎて使い易いからです(若干進化したソフトが入っているにも関わらず・です)。

申し遅れましたが「私は古い人間でございます」。画像ソフトの最新版など知るわけも使う術も知りません。古代のPCの前に座し、大昔のソフトを使う大昔の原稿の作業など・・もはやアナログ作業そのものなのです(♪古い奴こそ新しいものを欲しがるもん・・ではございません・謎)。

○作業開始
ファイルの冒頭にあった原稿は何故か若干の補正済みで、作業も簡単に進む・・かと思われました・・・が否! 数々の障害が待ち受けていました☆

明るく加工してあった冒頭の部分も終了。すぐに加工未然の原稿に対峙します。

そこで、、そもそもどんな作業をするのかを説明しなければなりません。
イヤと言われても説明します!

そもそも対象物ですが、私の描いた大昔(約30年前?)の漫画の原稿です。
スキャンして取り入れたままの原稿は暗いまま(画像参照)ですので、明るさと濃さを調整すればいいのですが・・

画像1

121 コ

絵の部分に関しては、ほぼこれで終わりといっても過言ではありません。問題は枠線の外にある部分の汚れを消すことであり、さらに難題は「フキダシ」なのです。 ・・・(フキダシめっ!!・謎)

そのために(どのためっ?!)当時の漫画の編集事情をお話しなければなりません。現代のマンガにおいても制作過程において当然「フキダシ」は出没し、デジタルな書き込みでセリフやナレーションも打ち込まれて終了します。 ・・が、
昭和という古代において、そんな技など怪しげな魔法でしかありませんでした。

当時・・マンガ漫画であった頃、「フキダシ」の中に書かれた文字は編集者さんが書き写したりコピーして印刷所に発注します。
そして『写植』が出来上がるのです。
「写植」にはフキダシに書かれていた文字が無造作に印刷されています。
それをどうするかというと、原稿の中のフキダシの中に切り貼りするのです。
締め切りに追われた漫画家さんの傍には、狂気に満ちた表情の編集者さんが「写植」をハサミでカットしつつ、恫喝の目線で漫画家さんを横睨みしつつ、、「フキダシ」の中に糊貼りしている姿は普通に見られました。(笑)
そして、そのアナログな作業だったが故に・・・?!

さて、私の作業です。
「フキダシ」の中の修正作業です。
貼られた写植の脇には・本来必要であった筈の「消しゴム」作業からこぼれた多くの遺跡が遺されています(私の書いた文字ですがw)
(画像参照)

画像3

しかも、、作業時の編集者さんの体調の故か?不備が多々☆
フキダシの線にくっ付いていたり跨いでいたり・・さらには彼の精神の具現化なのか(嘘!)、貼り方がナナメっていたり・・・?!
文字がくっ付き過ぎていたり汚れていたり、改行が変だったり・・・
(これは文字を並べ変えないとダメだな・・・)
しかも厚みのある写植の紙を貼ってあるので、その部分が影となり、線として表示されています。

これは?・・・と、大変な作業になることが予見されました。

それでも取り掛かった作業です。
「我が投稿における我が闘争」の開始です☆

絵の作業というよりは完全に編集作業です。お金になる訳でもないこんな仕事の意味を自分に問いかけてみたり・・・
{あっ、、こんなに大変な作業なんだから・・確かnoteの記事に100円とか300円とかの有料記事もあったっけ? 私のこの作業だって・・それに値するんじゃなかろうか?・・初めて有料に挑戦してみようかな? 、、でも有料にしたら誰にも読んでもらえないかな・・・? それでも気分的にも自分への対価として設定してみる価値はあるかも、、??)
とか思いながら・・・

作業を続けながらも「私は今、何をしているのだろう?」という疑問もそのうち快感へと変化し、まるで写経のような精神で作業を進めました。

アナログを絵に描いたような細かい作業を続け・・一週間。
まだまだ先は長いです。

今日もこれから先の作業に着手します。
もし無事に記事が掲載された折には、、読まなくともいいですから
拍手ください☆(嘘ですw)

お付き合い・・ありがとうございました☆

04.JPコピ


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