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『雨の日に』雨を聴く・・・ #シロクマ文芸部


雨の日に


雨を聴く・・・

毎日いろんなことがあって傷ついたりしても
それほど思い悩むこともなくその日も過ぎて
一晩眠ったら・・・

いつものように新しい朝が来て。


晴れた日だと思ったら突然雨が降ってきたりして・・・
何故だかこのままでいいや・・・なんてそのままでいたら
激しい雨になって。

全身がびしょ濡れになったけどいいや・・・って。

激しい雨なのになんだか優しくて・・・
冷たくなんかなくて温かくて心地よくて。

なんだか幸せな気持ちになれて
雨の優しい声をいつまでも聴いていた・・・!

ドシャ降り最高・・・!!


☆☆☆☆☆


・・・雨が降ると、そんな気持ちになった子供の頃を
思い出すことがあります。

今の風景とは違う昭和の子供の話です。

当時には子供が普通に履く靴に《ゴム短靴》があって。
雨が降ろうが水たまりだろうが川の中だろうが
乾かせば復活する無敵の靴がありました。

雨が降って、靴の中に水がたまって・・・
歩くと、ジュプ ジャボ・・・☆ って
心地良い感触とリズムを刻んでくれます。。

空から降る雨の音と足許からから聴こえる水音の
自分だけのナイショの・・・

楽しくて幸せな子供の日の音楽会でした。


(おしまい)



*久しぶりに参加させていただきます。
「雨を聴く」から始まる小説・詩歌・エッセイ・・・

ふと、思いついたままに書かせていただきました。(笑)😊


#シロクマ文芸部




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