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お芝居を観に行く いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』①


1 ライブビューイング(映画館)
2 劇場① 舞台全体を見渡せる席
3 劇場② 演者の方々に近い席…5列目
4 ディレイビューイング(映画館)

都合4回観た。

チケットが取れたのは劇場①が最も早かったと思う。

劇団☆新感線のチケットサイトで、
"申し込むだけなら自由だし…
申し込んだ(チャレンジした)ということだけで
悔いはない…"
と思って、申し込んだ。

ライブビューイングも、
"いやいや、そんな幸運ありますかね…
まあ、申し込むだけなら自由だし…"

劇場②は、トップコートという中村倫也さんの事務所のサイトから、
"無理だと思うのですが…まあ、ものは試しで…"

ディレイビューイングは、
普通の映画チケットを取る要領で取れた。

そんなこんなで都合4回。観た。
今はBlu-ray発売を心待ちにしている。

劇団☆新感線の舞台を観てみたい…と
思い始めてから長い年月が経っていた。

私はお芝居を観るのも好きなのだが、

まず、劇団☆新感線のチケットは取れたことがなかった。

そして、ついこの間(2年ぐらい前?)まで、
文字通り馬車馬のように!働いていたので、
自分でチケット発売開始時間に申し込んだり、
会場に出掛けたりする余裕、
そもそもそういった心に活力を与えてくれる情報も自分から遮断して、
生きていた。

ライブも観劇も、
誘っていただいて…ということはあって、
あるいは、美術館や寺社などへは
自ら出向いていたから、
非日常世界から離れきっていたわけではない。

でも、
あの頃と今は少し自分が違う。

「チケット申し込んでみようかな」
このように思えたことが、
私にとっては大きな一歩だったと思う。

だからこの4回は2021年秋に私が与えてもらった
人生のご褒美だったと思う。
本当にありがたかった。

チケットを申し込む時のワクワク。
当落発表を心待ちにする時間。
自分の座席を思い描く時間。
座席からの風景を妄想する時間。
用意。
電車の中。
会場前の公園。
何度も座席番号を確かめての着座。
観劇。
パンフレットや関連本、インタビュー、特別番組、HPなどを
読んだり見たりする時間。

そして、改めてパンフレットをじっくりと読む時間や、
今この文章を書いている時間も全て、
楽しい。楽しかった。

つい最近は、晴明神社へも行った。
安倍晴明が主人公の舞台だったので、
どうしてもお礼を言いたくなって。

こういう気持ち、初めてかもしれないなと思いつつ…

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