見出し画像

和訳 Jane Birkin/Yesterday Yes A Day

Yesterday Yes a day

Like any day

Alone again for every day

Seemed the same sad way

To pass the day

The sun went down without me

Suddenly someone else

Has touched my shadow

He said:Hello


Yesterday Yes a day

Like any day

Alone again for every day

Seemed the same sad way

He tried to say

What did you do without me

Why are you crying alone

On your shadow

He said:I know

Yesterday Yes a day

Like any day

Alone again for every day

Seemed the same sad way

To pass the day

The sun went down without you

Folding me in his arms

I become his shadow

He said:Let's go

Yesterday Yes a day

Like any day

Alone again for every day

Seemed the same sad way

To pass the day

Living my life without him

Don't let him go away

He's found my shadow

Don't let him go


Yesterday Yes a day

But today

No I don't care

If others say

It's the same sad way

To pass the day

Cause they all live without it

Without making love

In the shadows

Today:I know


昨日もそうだった
いつもと同じような1日だった
だからいつものようにひとりぼっちで、
これまでのように悲しく過ごすのかなって思っていた
太陽は私のいるひとりぼっちの世界とは関係なく沈んだ

誰かが突然私の影に触れてその人が私に言った
「はじめて話すね」って

昨日もやっぱりそうだった
いつもと同じような1日だった
だからいつものようにひとりぼっちで、
これまでのように悲しく過ごすのかなって思っていた

君だけの世界でひとりで何をしていたの
なぜ君は影の中でひとりぼっちで泣いているのと
彼は言おうとしてくれていたと思う
でも彼はこう言った
「分かるよ」って

昨日もそう、いつもと同じような1日だった
またいつものようにひとりぼっちで、
これまでのように悲しく過ごすのかなって思っていた
太陽はあなたのいる世界とも関係ないところで沈んだ

彼の腕に抱きしめられて私は彼の影になった
彼は言った
「一緒に生きよう」って

昨日もいつもと同じようなそんな1日だった
いつものようにまたひとりぼっちで、
これまでのように悲しく過ごすのかなって思っていた

彼のいない人生を送るなんて
彼を行かせてはいけないと私の心が言っている
彼は私の影に気づいてくれたのだから
彼を行かせるなんてダメだ…

昨日もいつもと同じ1日だった

でも今日はもう気にしない
誰かが君はいつものように悲しく過ごすんだねと言っても

なぜならみんなは影の中で愛し合うことを知らずに生きているから

でも今日私はそれを知ったから


この曲がリリースされた時代の雰囲気とは違うところもあると思いますが、私なりに訳してみました。
いい曲だなぁと思っています。なんであのイケメンおじさん(セルジュ・ゲンズブール)はこんな歌詞が書けて、ジェーン・バーキンの歌声はこんなふうに弱々しさの中に意志が感じられて情感溢れているんだと。
歌唱指導もゲンズブールなのでしょうか。

私の「影」に気づいてくれた喜びと悲しみ。
あなたの「影」に気づけた悲しみと喜び。
という暗いテーマと、
Yesterday と Yes a day の言葉遊びで
音が運ばれていく、落差。
どうなってるのゲンズブールの頭の中。


☆映画『ジェーンとシャルロット』を観ました。シャルロット・ゲンズブールが母親と自分を撮っていました。初監督作品です。
ぎこちないふたりの様子がそのまま映し出されていたのも驚きましたし、
セルジュ・ゲンズブールの曲をステージで歌うために、この母娘が向かい合って練習している姿も印象的でした。
(彼女たちが歌っていたのは「Ballade De Johnny-Jane」でした)

ジェーン・バーキンは明るくあっけらかんとしている人という印象でしたが、そうではない面がたくさん映されていました。彼女自身、死を身近に感じる生活の中でご自分の人生を振り返ってらっしゃって、シャルロットがその声にじっと耳を傾けていました。

あっけらかんとしているジェーン・バーキン。
当時のテレビ映像は全部「口パク」だったと言っていました😅
口パク映像だと思われるこれ、貼っておきます。かわいいです。

後年、日本でもコンサートをしていました。
(それは口パクではなく歌ってらっしゃいます)
行ってみたかったなぁ。
ジェーン・バーキンに会ってみたかったです。
悲しみや苦しみから解放されて、安らかな眠りについてらっしゃいますように。
寂しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?