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遅くなりましたが、自己紹介します。病気や退職などについてNo2

 こんにちは、NaraTabiです。どうやら、奈良県も梅雨入りしそうな勢いです。毎年なら6月半ばが梅雨入りするので、一月ぐらい早いです。梅雨にちなんで、奈良県大和民俗公園の菖蒲をアップロードしました。

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 さて、今日は、42才になって、初めて転勤した頃のお話から始めたいと思います。

📌 初めての転勤は、思ったよりも厳しかった

 大学を卒業してから19年間勤めた学校は、職員約30名、生徒100人ぐらいの規模でした。転勤した職場は、職員約名100、生徒数も100ぐらいの学校でした。職員100名が仕事をする職員室は、ちょっとしたホールなみの広さがあって、人の多さと広さに、僕は毎日のように唖然としていました。

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 同じ養護学校なのに、すること、聞くことが初めての事ばかりで緊張の連続でした。

 ちょっとした言葉のやり取りに、身体や心に緊張感を感じながらの仕事は、やがて、一日が48時間ぐらいの長さに感じるようになりました。それが昂じて時計の針が気になりだし、いつも頭の中で時計の針ががコチコチと回り始めました。 

 やがて、時間が怖くなった僕は、休日、外へ出られなくなってしまいました。それ以外にも急に血圧が上がって動けなくなったり、椎間板ヘルニアに苦しみ、半年ぐらい休養したりもしました。結局、6年間勤めた後、新しい学校へと二度目の転勤することになります。

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 理由は、これ以上この職場にいても、自分がいることで負担や迷惑をかけたりしたくなかったし、自分を立て直す意味でも、転勤した方がよかったからです。                   この学校では何の実績も残せず、職員や生徒に迷惑をかけただけの6年間でした。     

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 そんな僕でも仕事を通して、エクセルの操作や処理などPCについて、喋ったりできる人がいました。このときは、唯一緊張がほぐれた時間でもありました。 それから、応援してくださった先生もいます。今でも、町で、この学校でお世話になった方と、出会ったら懐かしくおしゃべりができます。                 ある意味、僕が、職場で孤立しなかったのが、不思議なぐらいでした。             もちろん、僕のことを毛嫌いしていた人もいます。           

 それから、今、ヘルパーとして障害のある方への支援をしていますが、この職場で経験したことが大変役立っています。後々、この学校で在職した意味があると気づくことになります。

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 後日談となりますが、退職して数年経ったある日のこと、、あるスーパーでこの学校でお世話になった先生と偶然出会いました。僕が先に気がついて、思わず声をかけました。           その方はニコニコしながら一番にお話されたことは、「あの頃は毎日うつむいてたね!」でした。その方は、退職された後、体調を壊されて、養生されているとのことでした。 

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 今年の年賀状で「ちょっとずつ楽になってます。」と書かかれてあったので、ホッとしています。                    現役時代、学校や生徒の事を第一に考えて、仕事をされていました。無理がたたって身体を壊されたのだと思いました。それに僕のような者にも、気を配って付きあってくださいました。

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 本当に感謝しかありません。        いつまでもお元気で過ごしてほしいと願ってやみません。

📌 その後、2回目の転勤。最後は初任で赴任した学校へ、、鬱が酷くなり、針灸師から「退職宣告」を受ける

 僕は、環境や人に慣れるのに時間がかかる。そういう意味では、2回目の学校は、少人数で自分にはピッタリでした。養護学校とはいえ、授業も情報教育や日本史、現代社会といった教科の授業が中心でした。

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 毎日が楽しい。ただ、職員が少人数なぶん、仕事の量が半端なく多かったので懸命に仕事をしました。                    3年目と5年目の2回、鬱で倒れたりしましたが、ようやく自分が貢献している。という自覚もあって、日々充実していました。

📌 最後は、退職を前に初任で勤めた学校へ戻るも鬱に苦しみ、、定年前に退職

 定年を迎えるのは、やっぱり初任で勤めた学校に戻りました。60と定年に近いオッサンが、16、17才の生徒たちといっしょに青春してるみたいでした。そんな楽しい一時も、56才を迎えた年の2月、鬱で倒れます。このときは、なぜ鬱になったのか原因はわかりません。

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 その後、57才の9月、58才の5月、鬱で倒れてしまいました。しばらく休んで9月に復帰しましたが、病状はひどくなるばかりで、59才を迎えた3月に退職します。

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 次回は、鬱のときに経験した症状などお話しながら、身体を回復させるためにやったことや、考え方について、少しずつお話したいと思います。

では、また                SeeYou Again

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📌Rings

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