いつか叶えられるまで辿り着けないよ

大人になってから異常なほど「きらめき」を追い求めるようになって、そしたらよくわからないけどいつの間にかきらめきが目に見えるようになっていました。多分その人が放つオーラみたいなものだと思うけど。きらめいて見える人にどうしようもなく惹かれて、推しが放つきらめきが私の渇いた心を潤してくれて、私を生かしてくれました。

推しはとんでもなくきらめいているけど、画面越しで見る推しと生身の推しは全然違います。きらめいて見えるのは生身の推しだけなんです。だから何よりも現場に足を運ぶことを大切にしていたし、自分の限りを尽くして会いに行っていました。最近の会いに行きたいのに会いに行けない状況が現場至上主義な私には悔しくて耐えられない。会いに行けないとなったら、全部がどうでもよくなってしまうよ。なんで私は1回も当選してないのに3回とも当選してる人がいるの??ねぇなんでなんでなんで??

最近推しがインスタを更新しても生配信しても動画がアップされても感情が無。更新されたSNSと騒いでいるオタクたちを他人事みたいにとても客観的に眺めてる。オタクは盲目で幸せな生き物だと思います。嫌味でも皮肉でもなく本当にそう思う。私は推しに会いに行きたいだけなんだよなぁ。全てのモチベーションは現場なんだと思う。肉眼で推しを目に焼き付けたい。推しの歌声を心臓に響かせたい。この目に映る推しがきらめいていればなんだっていいのに。あの時きらめいて見えたものはなんだったのか、最近ずっと考えてる。まだ叶えられていない夢もある。私が目指していた未来はこんなものじゃない。あの時信じたものが幻じゃないといいな。早く推しに会って確かめたい。

推しには会いに行きたいけど、最近オタ活にかかる出費が痛いなぁと思っている。もう全通はしなくてもいいかな。ライブに行きたいけど、チケット代でデパコス買いたい。そういう心情。

最近、電車の中とかでよく推しのこと本当に好きだったなぁと泣きそうになる。本当に好きだった。本当に好きだったのに、あんなに大切だったのに、全部過去形なの。なんで今私はこんな気持ちでいるのかなって。推しに手紙を書きたい。人生を変えてくれた推しに伝えたいことがたくさんある。でもきっとこんな気持ちで書く手紙は失礼だから、今はまだこの手紙は送れない。私の決心がついたら送らせてください。

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